THE SEA URCHINS「STARDUST」

  • 2006/07/28 11:03
  • Category: S
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もういっちょ、ネオアコ!
イギリスはブリストン出身で、80年代の中期から後期にかけて活動したネオアコバンド、シー・アーチンズの唯一のアルバム。内容はシングルを集めただけのもの。

(「Gangway」への反応は予想だにしなかったんですけど、このバンドにはあまり反応はないと思われ… 笑)


シー・アーチンズのバンドのメンバーは、「プライマル・スクリーム」の追っかけをしていたこと。それから、このバンドのシングル曲“Pristine Christine”が、Sarahレーベル(ex.ネオアコ中心の良心的レーベル)を立ち上げる要因になったことが、いつも話題に上ります。

乾いた空気が立ちこめていて、ヴォーカルの声が大好きで、歌詞が好きで、大好きな「テレヴィジョン・パーソナリティーズ」のダニエル・トレイシーもこのバンドがお気に入りで…。好きな要因は多いけど、意外にも漠然としています。それから、ネオアコというよりもギターポップに近く、甘さよりも荒いところが目立っていて、そこが彼等の魅力のような気がしてます。

ひずんだギターに心をえぐられそうになるM-1の“Cling Flim”
Sarhaレーベルの記念すべき初のリリースシングルM-4の“Pristine Christine”
泣きそうになったら、嘘をつきそうになったら、隠れたくなったら聴く(効く)アコギ1本で唄うM-10の“Wild Grass Pictures”
モッズな雰囲気を醸し出してるM-11の“Day Into Day”
などなど。

現在は主要メンバーの2人が「DELTA」というバンドを結成して活動中。私はアルバムを2枚だけ持っているだけですが、どうにか解散しないで続けていって欲しいものです。

【1992/SARAH/QUATTRO】


Cling Film
Pristine Christine
Day Into Day


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高~い!
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GANGWAY「SITTING IN THE PARK」

  • 2006/07/25 15:52
  • Category: G
とうとう風邪でダウンしました。
夏風邪は症状がくすぶっていて、なんか気持ち悪いです。
熱もカーッて上がらなくて、微熱が続いていて体がだるいだけなんですけど、これはただの夏バテなんでしょうか。
(食欲はそこそこあるところは、我ながらサスガと思えるのです。ウフフ)
そう思うと、冬の風邪の方が症状がはっきりしていて好きかも?!
冬の風邪こそ風邪の中の王様ですネ!


gangway.gif

デンマークのネオアコ/エレポップバンド、懐かしいギャングウェイが、1986年に出した2ndアルバム。

ネオアコ/エレポップバンドと書いたのは、2ndまではネオアコサウンドで、3rdからはエレポップサウンドに変化していったバンドだから。

この後から出た3rdアルバムは、1stと2ndからの曲をチョイスして、デヴィッド・モーションという人がプロデュースし、2ndアルバムと同じアルバムタイトルに[again!]を付けて『Sitting In The Park [again!] 』として区別しています。
現在ではこの2ndアルバムが『Sitting In The Park [Early Version] 』と名付けられてるんですね。ギャングウェイはあまり聴かなかったけど、このアルバムはいいですよ。

…ってことで、いかにもネオアコなアルバムジャケットにして、珠玉の名曲揃い!、80年代な浮わついた録音とキーボードアレンジはしょうがないとしてもギター、ベース、ドラム、キーボードが端正で上品にまとまり、甘く切ないメロディに素直に聴き惚れます。全体にサビとそうでないところがはっきりしているところが、今聴くと歌謡曲っぽく感じますが、それもまた良しと思えます。

中でもシングル曲のM-2の“My Girl And Me”は、ネオアコファンにとっては涙の名曲。

【1986(1992)/HANMER】

Gangway

My Girl And Me
Sitting In The Park

AMAZONは取り扱いなし。

HERB DIAMANTE 「MAY I LIGHT YOUR CIGARETTE」

  • 2006/07/23 01:06
  • Category: H
herb.gif

万歳!変態ポップス

まったく情報もみつからないので、もしかして日本でコレ買ってるの私だけ?!…と不安にもなったHERB DIAMANTE という男性シンガーのデビューアルバム。

60年代のポップソングを土台にしたかのようなキャバレーソングを、サイケデリック~スペーシーなアレンジにて妖艶に唄っておるのですが、その歌い方が「マーク・アーモンド」の気持ち良さげなヴィヴラートにそっくりだったのです。その上、カズー(口にくわえてハミングすると声が変わる楽器)を操り、変なヴィブラート声も入ってます。チープなパブラウンジサウンドをバックに唄うマーク・アーモンドといったところでしょうか。
でも、好き好き、この雰囲気!

herbdiamante.gifお気に入りは
60~70年代スパイ映画のエンディング曲っぽいM-2の“This Fire Burns”。オリエンタルなメロディがマーク・アーモンド&ザ・マンバスそのまんまのM-5の“A Delicate Stiletto”。

それから、M-3は、リー・ヘイゼルウッドの曲で、ナンシー・シナトラとデュエットした“Some Velvet Morning”のカヴァー。60年代のサイケデリックなお方が近未来を想像して作ったのではないかと思わせるような、エンディングに向けてスペーシーになっていく様(サマ)が安っぽくていい。この曲をカヴァーすると、みんな怪しい感じになってしまうみたいだけど、原曲自体が唐突に4拍子から3拍子に変化するという斬新な曲なのでしょうがないですよね。

【2006/ABDUCTION RECORDS】

This Fire Burns
Some Velvet Morning
A Delicate Stiletto

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試練は続くよどこまでも

ピアノコンクールの予選をはずみで通過してしまい
御陰様で決勝に進めることになりました!

syoujyou.gif

証拠の品 ↑


これもひとえに、普段皆さんがいい音楽を私に紹介して下さるからに
違いないです。自分でもいい音楽をもっともっと探したいね~。

当日は緊張して微熱が出まして、弾いている途中から指が震え出しましたが、今回は明るく軽快な曲だったので、[無理に]元気に楽しげに弾きましたよ~

会場のスタインウェイのピアノが弾きやすくて、速く弾きすぎたので、セーブするのに労力を使い、ミスもあったし、正直まさか受かるとは本当に思わなかったです。
スタインウェイは、鍵盤のタッチが違うし、ペダルに慣れていないとワンテンポずれて音が濁ってしまうので苦手だったんですが、あのスタインウェイは弾きやすかったー。
うちのピアノは昭和40年生まれの中古のボロピアノなので、えらい違いでした
案の定、審査員の先生方に、ペダリングは良くないと指摘されましたけどね (^^;

他には
「ピアノを叩かないように!」という講評があったので、苦笑してしまいました。
だってピアノを叩くの好きなんだけど。
ピアノって打楽器じゃなかったっけ?!

…こんなこと思うってのは、まだまだ修行が足りないってことですね。頑張りまーす!


そんなこんなで、決勝までまだまだ苦しいピアノレッスンが続きます。
とっても疲れたので、CDレビューの方もまだもうちょっと休みます。
それから、最近みなさんのブログ巡りもできずにいて、すみません。
あとからまとめ読みをして楽しみますよ♪


取り急ぎ、お知らせまで。

心臓バクバクと胃痛と

一次予選に行って来ま~す。
サッカー、じゃなくてピアノ♪コンクール。

「私の一次予選♪」とブログ更新について

緊張して胃が痛くなってきたし、あんまり食べられなくなってきて、
自然に痩せるかな?!なんて期待もしてます。

シド・バレットの死もまだちょっと引きずっているし(情けないネ)
練習でもあまりにもミスが多かったので、
ほんの数日前ピアノの先生に
「やっぱりコンクールは棄権します…」
と電話をかけ、夜中の1時まで話込んだりして…
でもさすがに理由のひとつとして
シド・バレットが亡くなってショックだからということは
言えなかったなぁ。。
言えないね、これは。

でも、なんだかんだでふっきれたので頑張ってきまーす


それから、「更新は一週間に一度くらいにします」
なんてことも書いていたのだけど、
考えてみれば夜中ならブログは書けたし
思ったより更新できてましたね、アハハー。
ご愛嬌ってことで。。

でも今度は本当に少しお休みします。

一次予選通過して決勝に行けるか
サッカー日本代表みたいに予選で敗退するか
結果はブログでお知らせしまーす!

では。

夜露死苦

NIOBE「WHITE HATS 」

  • 2006/07/13 02:40
  • Category: N
なんだかシドショックで眠れないので更新してやる~!



ドイツの女性アーティスト、ニオベことイヴォンヌ・コーネリウスの4枚目。

過去作品についてはhavahangovaのmillicentさんが書いていらっしゃいますので、そちらも合わせてどうぞ!

ジャンレス歌姫アルバム!
落ち着いた声に妖艶な雰囲気を携えながら、エレクトロニクスと生楽器を駆使したジャズ、エレクトロニカ、ソウル、ディスコ、ボサノバ、フレンチな曲調に、これまた様々な顔を見せてくれるヴォーカルスタイルが素敵。曲それぞれが違うジャンルの趣きをもっていますが不思議と統一感がありますね。

niobe.gif「淑女のようなエレガントなところも、夜の酒場の雰囲気がするところも、どれも私の顔なのよ。なんでも唄えるし、どんな雰囲気も作ってみせる!」…って、そんなアピールのようにも聴こえてきます。

そんな彼女の空気に包まれてしまうと、どこからかいい香りが漂ってきそうなんだけど、それは、ディオールやイヴ・サンローランやシャネルの麗しい香水の香り。

Wechsel Garland他、コラボーレーションパートナーが参加しているようなのですが、過去作品を聴いていないので詳細はわからず。
彼女がとても美しいことだけはわかったんだけど。
ドイツはケルンの良質レーベル、Tomlabから。

【2006/TOMLAB】


Tomlab

In The Sun
Give All To Love

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シド・バレットが天国へ

私の裏アイドル、シド・バレット(元ピンク・フロイドのメンバー。Vo&G)が数日前に亡くなっていた。

60歳だった。
悲しくて、悲しくて、ただそれだけ。
すみません。

PSAPP「THE ONLY THING I EVER WANTED」

  • 2006/07/12 02:10
  • Category: P
psapp2.jpg

ロンドンで活動中のGalia DurantとCarim Clasmannによる男女デュオ、サップの新譜。

ジャケットの猫ちゃん楽団が演奏しているんです!
それはもちろん嘘ですが、猫ちゃん達がちょこまかちょこまかと演奏しているみたいなピコピコポコポコしたチープなエレクトリックなトラックに、ヴァイオリン、おもちゃの楽器、キーボードを外し気味に被せた不思議な不気味さと、人懐っこいメロディをソフトに歌う女性ヴォーカルがなんともいい味を醸し出している人たちです。

psapp2.gif

そうそう、こんな可愛い遊び心いっぱいの音楽に包まれたら、子供に返って少しいたずらをしたくなりました。

聴いてると、やっぱり猫ちゃん楽団かもしれないと思えてきますネ!
…っつうか、そう思ったら頭の中が猫ちゃん楽団でいっぱいになってきて困るんですけど。。

♩Hi


【2006/DOMINO】

JUANA MOLINA「SON」

  • 2006/07/07 07:30
  • Category: J


購入してから随分経ってしまいましたが。

アルゼンチンの女性シンガー・ソングライター、ふわふわふわふわフアナ・モリーナの4枚目。

アコースティック・ギターと不思議な旋律とスペイン語で唄われるウィスパーヴォイス。
その背後で、ぽあ~んとしたピッチのずれたデジタルな響きと効果音やリズムが刻まれて、彼女特有のほのかなアシッド感が生まれる基本の音作りは変わらず。行き過ぎない絶妙のバランスは安らぎの境地を作り出します。

トラッドやヴォサノヴァを思わせる旋律が自由に駆け巡っているのに、自然で包み込まれるような優しい雰囲気を保っていて、ウットリしていると、いつの間にかアルバム一枚聴き終えてしまいます。

今までのアルバムの中で一番好きですが、今後新譜が出る度にこんなことを言うかもしれませんが …アハハ。上の写真ではわからないけど、ジャケットには細かいラメが散りばめられていたり、立体感のあるデザインで素敵なんですよ。

何世紀分もの八月さん と GOOD FORTUNE さん
にTBさせていただきました。

【2006/DOMINO】

juana3.gif

Juana Molina

Myspace.com

Yo No

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お疲れさま!中田英寿

お疲れさま。

nakata.net

誤解を受けやすいクールな性格だったけど、
ファンにはいつも正直な気持ちを書いてきた。
ストレートな発言にはいつも裏付けがあったし
その気持ちが良くわかったのだけど、
中田英寿の発言を聞くといつもヒヤヒヤしていた私
皮肉なことに、彼の理解者はサッカー界以外に多かったのかもしれない。
理解者がいる場所で、これからも能力を発揮して欲しいな。

もしも私が中田ヒデだったら(エッ?)
この先大学に入って勉強を始めるけれど、どうかな。。

新たな旅へ。

でも、やっぱり悲しいね

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