SOPHIE BARKER「EARTHBOUND」

  • 2005/11/30 22:20
  • Category: S
気が付いたらもう師走!!
私が住んでるとこは、今ちょうど枯葉が舞い落ちてきているので、
まだ晩秋の気分なんですよ。



「ZERO 7」にヴォーカリストとして参加し、テクノ系のアルバムなどにも参加しているUKの女性アーティスト、ソフィー・バーカーのデビューアルバム。(8曲で35分なのでミニアルバムかも)

綺麗なファルセットを使ってしっとり歌ったり、ソウルフルに歌ったりと、本格的なヴォーカリストです。大半がアコースティック曲ですが、洗練された都会的なフォークで、アメリカンなフォークとは似て非なるものです。陰のある楽曲も今の季節は愛おしい。。

「コクトー・ツインズ」のロビン・ガスリーが3曲参加しプロデュースをしていて、そこだけアンビエントな異空間が現れますが、浮き上がったりせずに全体にゆったりとした大人の雰囲気。そしてとっても夜が似合います。

【2005/EMPEROR】


Sophie Barker

Secret Start Me   

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横浜トリエンナーレ2005

  • 2005/11/28 00:45
  • Category: 芸術
横浜トリエンナーレ2005( 2005年9月28日~12月18日)
に行ってきました。



横浜の山下公園近く、山下埠頭の倉庫で行われている現代アートの祭典で、世界のアーテイスト80人が参加し、都市の魅力を活かした多彩な展示やプロジェクトが繰り広げられています。作家と鑑賞者の壁を取り払った巨大倉庫の空間!

作品を観ていたら、いつもお世話になっているすとろんぐさんの作品も偶然発見しました!!

一目で気が付いた自分にも驚いて、
もしかしてアートとは「その人」なのかもしれないと思いましたよ。
その人から生み出される生産物。
これは音楽と同じ。
だからアートとミュージックはいつでも仲良し。


今回一番楽しみにしていた、奈良美智(Nara Yositomo)さんは
奈良美智+graf で参加です。






奈良美智氏のこれまでの作品
(参照までに)

奈良美智:Saucer Tales 展
小山登美夫ギャラリー
2001年奈良美智展


  ↑
【仕事場を再現していると思われる「My Drawing Room」】





自分のお土産には奈良氏のぬいぐるみ人形
「おんなのこ」を買って帰りました。
対象年齢は3歳以上で上限無し(?)
私でも大丈夫らしいです。。


奈良美智氏は子供をモチーフとした作品が多いのですが、
この子供、意地悪そうな顔でしょ?
子供はいつも何か企んでる、いたずら悪魔



Bleep Nikki!!!!さんにTBさせて頂きました。

NANCY SINATRA「BOOTS」

  • 2005/11/26 18:53
  • Category: N
ハマッてしまいました。
なぜかナンシー・シナトラ(60年代から活躍のシンガー)に!
特に可愛いというわけでもなく綺麗というわけでもないですが…
(ファンの方、すみません)
気に入ったアルバムを見つけたら度々登場予定です。



そのナンシー・シナトラの記念すべきデビューアルバム。

フランク・シナトラの娘で、最初は清純派アイドルで売り出していましたが、人気が出なかった為にセクシー路線に変えました。
そこでプロデュースを担当したのがリー・ヘイゼルウッドという人で、作曲家、ミュージシャン、農場経営など様々な顔を持っていたようです。

このアルバムでは60年代のロックのヒット曲カヴァーの他に、リー・ヘイゼルウッドの曲を数曲歌っていますけど、何と言っても最大のヒット曲は
“ These Boots Are Made For Walkin '”です。

ポップな60年代Go-Goからアコースティックなナンバーまで、私好みの可愛い声とは言い難いですが抑制の効いた声でしっかり歌ってます。
デビュー時から落ち着いているお姉様タイプだったのかな??
やっぱりセクシー路線で正解かも!

「ビートルズ」の “Day Tripper” “Run For Your Life”や、「ボブ・ディラン」の“It Ain't Me Babe”のカヴァーも良かったけど、私は「ストーンズ」のカヴァー“As Tears Go by”のジャズ・ボッサなギターアレンジが好き。

延陽伯さんにTBさせて頂きました!

【1966(1995) / SUNDAZED】


いきなり曲が流れます
Nancy Sinatra

As Tears Go By
These Boots Are For Wakin'

:::購入先::: タワーレコード。AMAZONはコチラ

TREMBLING BLUE STARS「LIPS THAT TASTE OF TEARS」

  • 2005/11/25 01:23
  • Category: T



U.Kの元「フィールド・マイス」のボブが結成した、
トレンブリング・ブルー・スターズのセカンドアルバム。

sarah(サラ)Recordsのマットが設立したshinkansen Recordingの第一号となるシングルを出しているバンドです。

とても懐かしい SARAH RECORDSのディスコグラフィー

ネオアコ+エレクトリックで、少々アンビエントなサウンド。
美しく繊細で切ないメロディと儚いヴォーカルに、これまた儚い女性ヴォーカルが要所要所に配されています。
「セイント・エティエンヌ」のエンジニア、イアン・キャットの参加とあれば、少し想像がつく筈です。

サラの看板だった「フィールド・マイス」を受け継いで、控えめながらも浮き雲のようにフワフワする穏やかさと、安心して聴ける良心的な「トレンブリング・ブルー・スターズ」の和みサウンドを聴いていると、手作りで温かなあの「サラ」というレーベルを思い出さずにはいられないです。

【1998/SHINKANSEN】


Trembling Blue Stars

Headlights
Deserve

:::購入先::: 忘れましたが、AMAZONは
コチラ

RICHARD SWIFT「NOVELIST/WALKING WITHOUT EFFORT」」

  • 2005/11/22 19:20
  • Category: R


USシンガー・ソングライター、リチャード・スウィフトアナログEP2枚をまとめた2CD

値段は一枚分となっていてお得!お得なのは値段だけではなく、内容も充実です。

CDから飛び出してくる音はピアノ、ギター、ベース、クラリネット、フルート、バンジョー、トランペット、パーカッションなど。アコースティックの肌触りだけど、アメリカンなフォークとは一味違う古きキャバレーの楽団風からシンプルなアンサンブルまで、曲に合わせて自由自在。「バート・バカラック」や「上品なトム・ウェイツ?」といったイメージの曲が浮かびます。

極上のメロディメイカーで、じわじわと迫ってくる哀愁ある歌は幅広い人に聴いてもらいたいので、レーベルのSECRETLY CANADIANには是非とも頑張って欲しいですよ!

『NOVELIST』
50年代のレコードを聴いている様な、アナログのような録音です。と思ったら、4トラックのカセット録音でした!でもその雰囲気が良いです(フォロー)
上にも書いた、一味違う古きキャバレーの楽団風に合わせた歌やハワイアンな曲など、多彩な面が見られます。
Lady Day
Lovely Night

『WALKING WITHOUT EFFORT』
アコースティック・ギターやピアノをベースに置いて、様々な楽器でシンプルなアンサンブルをしています。『NOVELIST』より聴きやすくわかりやすいです。
Beautiful Heart


【2005/SECRETLY CANADIAN】

:::購入先::: AMAZON

CALVIN JOHNSON「BEFORE THE DREAM FADED」

  • 2005/11/21 18:02
  • Category: C


K records
のオーナーであるキャルビン・ジョンソン(ex.ビート・ハプニング、ダブ・ナルコティック・サウンド・システム他)は、ちょっぴり変わっている人です。

しかしK recordsを存続させている能力を持っている人なのだから、かなりのやり手なのかもしれません。ポップな感性を持っているのにクセが強すぎるし、演奏もヘッポコです。しかし一度中毒症状を起こしたら気になって気になってしょうがない、そんなキャルビン・ジョンソンのソロ2作目。

前作はギターの弾き語り調でしたが、今作は変則的なバンド編成。
この人の特徴はなんといっても、バリトンのような低い声に、やる気のなさそうな演奏。

ボヨーンとしたギターだけの演奏をバックにしたM-4“obliteration Overload”などの異様なまでのダメっぷりには吹き出してしまいました。
なんでこの人はしっかり歌えないんだろう。いつでもワンテンポずれてるし、覇気が全くない。曲もヘンテコだけど、これは彼の実力なのだろうか、それともわざと?……こういうことを考えているといつの間にかアルバムを一枚聴き終えているという結果に至ります。


しかし、「ヴェルヴェッツ?」と聴こえんばかりのイントロから始まる、M-10の“When You are Mine”は、他のアーティストにやらせたら名曲として仕上がるはずの良作です。もったいない!

彼のどこを奨めていいのかわからないのですが、何だかんだ言っても彼の作品をこうやって買ってしまっているのだから、どこかが魅力的に感じるのでしょうけど。さて、その魅力はどこにあるのでしょう。。

その謎を解くために、
これからパイクマンは焼き肉を食べてエネルギーを補給してきます!

【2005/ K】


Obliteration Overload
When You are Mine

:::購入先::: AMAZON

『場つなぎ隊』やってきましたが

一昨日、『場つなぎ隊』と称して、友人のK君とある福祉施設の文化祭で演奏をしてきました

以前は私も他の福祉施設で働いていたので、そこの現場の雰囲気も把握でき、久し振りに施設の利用者さんと接して、楽しいひと時を過ごしました。今回はボランティアをやってきたわけですが、正直に言うと私はどうもボランティア(福祉系に限定)があまり好きではありません。虚無感が沸々とわき起こるのです。どうせなら、一時的にでもそれなりの報酬を得てプロフェッショナルに働きたいと思ってしまうので、まったくボランティアには不向きな性格です。


さて、本番はどうだったかと言うと、
相棒のK君が当直明けだったこともあって、歌詩を間違えたり、ギターのコードを間違えたり、やたらMCが多くてよくしゃべっていまして…会場の後方にいた担当者から「巻き」が入りました。

私の方は、スポットライトは当たるのですが、暗幕が掛かっていた為に会場が暗く、鍵盤が良く見えなかったのでミスタッチがありましたし……

このような結果でしたが会場の皆さんが一緒に歌ってくれたことが一番嬉しかったですね

沢山お話をした施設の利用者さんとは、別れ際には後ろ髪を引かれるほど切なかったです
こういう気持ちになってしまうことが、特に福祉系のボランティアが苦手な理由のひとつでもあります。

そうそう、昔から思っているのですが、ギター弾きとピアノ弾きの温度差というのを又感じました。ピアノ弾きは毎日練習しますが、今まで出会ったギター弾きのほとんどの人が、練習をあんまりやらないみたいですね。

ギター弾きさん、どうかもうちょっとだけ練習してくれよー!
この要望は無理なのでしょうか。

まぁ、そんなこんなで
『場つなぎ隊』はたった一日でめでたく解散致しました

by  パイクマン

WILFRIED「SONGS FOR MUM & DAD」

  • 2005/11/19 17:30
  • Category: W


フランスのウィルフライドのデビュー盤。

「若きセルジュ・ゲンズブール」と言われているらしくて、母性本能をくすぐるナヨナヨしたところと、お洒落っぽさを持ち合わせていますが、あまりゲンズブールの様な色気は感じないなぁ。

危うい英語とフランス語で歌っていて、声が優しいんだけど、くすぐったい感じ?!そして、インディ・ポップからフォーク・ポップ、エレクトロニカまで網羅したフレンチ・ポップスは聴き所がいっぱい!(dorine_muraille、anne laplantine、o.lamm、don ninoといった、フレンチ・エレクトロニカの面々が参加)
私は、音が素朴で心地良いところと、メロディーのセンスが好きだなぁ。。

写真を見る限りは知性的でカッコいいオタクという印象なんですが、「お父さんとお母さんに捧げる歌」…なんてアルバムタイトルを付ける優しいお方です。ぅふふ。新譜が待ち遠しい。

【PROHIBITED RECORDS/2002】



Prohibited Records

Love Ghost
Milky Milo Man
This Is My House

::: 購入先 ::: Warszawa
 AMAZONでは取り扱い無し。

場つなぎ隊は行くよ♪

365歩のマーチ(水前寺清子)
川の流れのように(美空ひばり)
上を向いて歩こう(坂本九)
サン・トワ・マミー(越路吹雪:忌野清志郎バージョン?)
喝采(ちあきなおみ)
あの鐘を鳴らすのはあなた(和田アキ子)
丘を越えて(藤山一郎)

ひょんなことから、ある施設の文化祭の「場つなぎ」を頼まれました。
あくまでも「場つなぎ」ね

「場つなぎ」とは…催しものと催しの間の準備の時間を繋ぐ役目!
歌とギターとピアノで、上に書いた曲を演奏してきます。
TV収録やコンサートの「前説」みたいなものですね、、多分。

演奏して欲しい曲のリクエストには、
昭和ポップスの女王、弘田三枝子「人形の家」
なんてのもありましたがあまりに暗い曲なので、ボツになりました。。


お友達のK君(それも7年ぶりに会った…)と二人のユニット
『場つなぎ隊』頑張ってきます。

みんな歌ってくれるといいな。。


練習などで何かと忙しく
金曜日まで音楽レビュー
(レビューとは言えませんけども…)
をお休みします。



練習風景音はこちら
ピアノを叩いて叩きまくれ!!!?
藤山一郎“丘を越えて”

GRLZ「WOMEN AHEAD OF THEIR TIME」

  • 2005/11/13 14:36
  • Category: Various


こういうの、見つけるとすぐ手が伸びてしまいます。
ドイツの「 Crippled Dick Hot Wax! 」から出た、パンク・NW期の女性ヴォーカルバンドとソロ・アーティストを集めたコンピレーションアルバム。
元気&ファンキー。そして、キュート!!!
何遍聴いても飽きません。

01. Maximum Joy| Stretch
originally released on [ Y-Records/1981]

02. Dorothy:|Softness
originally released on [Industrial Rec./1980]

03. Rip, Rig & Panic|Storm the Reality Asylum
originally released on [Virgin records/1982]

04. Anna Domino| Zanna
originally released on [Les disques du crepuscule&Factory Records/1984]

05. Slits|I Heard It Through the Grapevine
originally released on [Island Records/1979]

06. New Age Steppers|Fade Away
originally released on [On-U Sound/1979]

07. Delta5 | Mind Your Own Business
originally released on [Base Rec.Rough Trade/1979]

08. JaJaJa| Katz Rap
originally released on [Atatac/1982]

09. Bow Wow Wow|C-30 C-60 C-90 Go!
originally released on [EMI /1980]

10. Ludus|Breaking the Rules
originally released on [Sordide Sentimental/1983]

11. Rip, Rig & Panic|Sunken Love
originally released on [Virgin Records/1983]

12. Nicole Meyer| Nowhere bei Mir
originally released on [Virgin/1983]



【2005/ CRIPPLED DICK HOT WAX!】

全ての曲が少しずつ試聴できます
Crippled Dick Hot Wax!

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  • Author:パイクマン
  • 偏った洋楽のレビューや日記★東京都在住の地方出身者★大雑把なO型・水瓶座★天然を通り越して大ボケ★特技はピアノくらい

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