KAZUFUMI KODAMA「QUIET REGGAE」

  • 2005/08/31 00:40
  • Category: K
夏が終わってしまう~
慌ただしく過ごしたこの夏、失ったものは‥‥有給休暇!

小玉和文(ex.ミュート・ビート)の92年リリースのソロアルバム。

ゲストにリー“スクラッチ”ペリー(ex.ジャマイカの酔っぱらいレゲエ大先生)が参加。数曲ヨレヨレで歌って(?)いる以外は、バッキングと小玉和文のトランペットだけ。それでもう何も必要ありません。これだけで満足。

【1992/SONNY】


End Of The World  
Green Sleeves

延陽伯さんにトラックバックさせて頂きました。

:::購入先::: 頂き物。現在廃盤かも。
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DOT ALLISON「WE ARE SCIENCE」

  • 2005/08/30 18:55
  • Category: D


ワン・ダブ(アンビエントなダブバンド)の歌姫、ドット・アリスンのソロ2作目。

ダウンテンポの電子ビートと実験的なエレクトロサウンドは退廃的で、「サイキックTV」や「ジョイ・ディヴィジョン」「ニュー・オーダー」など想起させながら、現代的な音響手法を取り入れたこの作品は、部屋で一人で聴くには幾分違和感を感じますけれど…

フランソワーズ・アルディのファンだというドット・アリスンの、空から降ってくるような物憂げで甘いヴォーカルとメロディが乗っかった途端に表情は変わり、ヴォーカルアルバムになっているような気がします。

エコーのかかったドラムと、いかにも…のシンセ音が、なぜだか恥ずかしさが込み上げてくる、M-2の“Substance”。

唯一のアコースティック曲M-5“Wishing Stone”の、美しいメロディにたおやかな歌。

80年代回帰という陳腐な言葉では片付かないし、ニューウェーブの美意識を残したチープさと無機質さが面白いです。どうしてなのか、未だに客観的に聴けないところがあって、良い作品なのかどうかは判断しかねます。でも好きです。

「デス・イン・ヴェガス」、元「ストーン・ローゼス」、現「プライマル・スクリーム」、「マーキュリー・レヴ」のメンバーも参加していて、話題性では充分な作品なんだけどなぁ。。

KEMPIRE音楽市場さんにトラックバックさせて頂きました。

【2002/MANDRA】


Dot Allison

Substance

:::購入先:::確かdisk unionの中古。
AMAZONはコチラ

JULIANA HUTFIELD「HEY BABE」

  • 2005/08/28 21:55
  • Category: J
昨日は、叔父の葬儀でまたまた東北方面へ日帰りで行って来たんですが、新幹線、タクシー、電車で往復10時間移動し、現地では2時間しか滞在しないというハードスケジュールのようでハードスケジュールじゃない一日を送りました。

新幹線は予約がもう取れなかったので自由席になってしまったんですが、乗客がホームにたくさん並んでいたので、自由席争奪戦に燃えて席をGetしましたよ!
たまにはこういう刺激も大事ですね。。



ブレイク・ベイビーズ解散後、レモン・ヘッズに在籍し、恋人だったイヴァン・ダンドーに見切りを付けた(多分)ジュリアナ・ハットフィールド嬢のソロデビュー作。

曲によってベースとギターを弾き分けて、パンチの効いたロリータヴォイスでひたすら疾走!この人、バークレー(一応有名な名門音楽学校)出身だったことを知ってビックリ!

普通のバンド編成で、この頃流行っていた『グランジ』の様にヘヴィではなく、ギターポップかというと、それよりもうちょっとハードさを全面に出し、メロディアスな歌で時々シャウト!爽快で気持ちいい。やっぱり声が可愛いいなぁ。
いつも聴きたいわけじゃないけど、たまにはこういうの、良いです。

【1992/MAMMOTH RECORDS】


Everybody Loves Me But You

:::購入先::: 近所の中古屋。
AMAZONはコチラ


偶然にも新譜が最近出ていました。声のトーンは下がりましたけれど、最近は大人の女性らしく、色っぽく変身のようです。
この夏、食べすぎでダブついた体を絞らなくては!!!

MADE IN CHINA|Juliana Hatfield


ORENDA FINK「INVISIBLE ONES」

  • 2005/08/27 00:08
  • Category: O


女性デュオのAzure Rayの片割、オレンダ・フィンクのソロデビュー作。

(もう一人の片割れ、マリア・テイラーを以前書いた記事はコチラ。)

マリア・テイラーはアコースティック中心のフォーク作品でしたが、オレンダ・フィンクの方はとてもバラエティに富んだ楽曲で構成されています。同じSADDLE- CREEKレーベルの「The Faint」や「Blight Eyes」などがサポートメンバーとして参加。

オルタネイティブ寄りのロックな曲から、ストリングスやトランペットやピアノを上手く取り入れた、アコースティックな作品まで。歌の邪魔にならない程度のアヴァンギャルドなアレンジ。哀愁を帯びたメロディ。それと…アフリカンなリズムや厚いコーラスを取り入れて、広大な大地を彷彿とさせる曲があったので、顔にペインティングしてある彼女の写真は、そういうことを意味しているのかもしれないと思いました。

いつもとはちょっと違うテイストの曲を背に歌っているのですが、どれも彼女の儚げで切ない歌に不思議と似合っていて「Azure Ray」の時よりも、力強くて歯切れが良く聴こえます。恥ずかしがりやで内に内に籠りがちな女の子が、外に飛び出したような感覚。

もちろん、普段の彼女の活動を知らなくても良いアルバムです。

【2005/SADDLE-CREEK】


Saddle-Creek

Orenda Fink

Leave It All
Invisible Ones Guard The Gate
Bloodline

:::購入先::: AMAZON

SPARKS「KIMONO MY HOUSE」

  • 2005/08/24 19:50
  • Category: S


ロン・メイル(曲作り担当)とラッセル・メイル(ヴォーカル担当)のメイル兄弟が中心になって結成されたスパークスの3rdアルバム。

メイル兄弟はアメリカ人だけどイギリスで売れました。ちなみにジャケットの日本人風の女の子はバンドメンバーとは一切関係ありませんよ!

70年代のバンドでもこの先の80年代を予見したかのようなバンドはたくさんありましたけど(多分)、スパークスもそのひとつ。

なんたって特徴的なのが曲とヴォーカルスタイル。
通常のバンド編成にキーボードが入ってますが、ロックのスタイルとはちょっと違い、オペラやミュージカルのような曲をポップスに変形した感じです。ヨーロッパのデカダンな雰囲気もあるけど疾走感もあって楽しいという、スパークス節全開です。メロディとユニゾンしているギターやベースが面白いし、ポイント的に入る早弾きギターに笑えたりします。ファルセットのヴォーカルスタイルは、女性ヴォーカルと聴き間違うほど。

「フレディ・マーキュリー」(ex.クイーン)が大ファンで、まだ売り出し中の頃スパークスの前座をやっていたそうですが、なんとなくわかります。フレディが好きだっていうのは、、、

ちなみにスパークスは現在も活動中で、ちょっと前までフランスで売れていたそうです。そう言われれば、「リタ・ミツコ」(80年代から活動しているフランスのデュオ)の曲がスパークスにとても良く似ています。

似ているといえば…
メイル兄弟の兄、ロン・メイルがタカハシユキ○ロ氏にソ、ソックリ!




似せたでしょ!!タカハシユキ○ロ氏が~!

というより、あなた、これを書きたいが為にスパークスを書きましたね

【1974(2001)/ISLAND】


This Town Ain't Big Enough For Both Us
Here In Heaven


Paavoharju / Yha Hamaraa

  • 2005/08/19 18:52
  • Category: P
paavoharju_yha-panorama.jpg

Fonal Recordsというフィンランドのレーベルの新人バンド、PAAVOHARJUのデビュー盤。
フィンランド語で歌っています。

iTunesで試聴
https://itunes.apple.com/us/album/yha-hamaraa/id262589711

不条理音盤委員会さんの詳しいレビューもどうぞ!

エレクトリックとアコースティック・ギターを核としたサウンドに、リヴァーブなどのエフェクト効果でサイケデリック感が漂い、知らない世界に迷い込みそう。

寂しげでオリエンタルなメロディーに独特のエフェクトがかかって覚醒的な女性ヴォーカル。北欧的でモヤがかかったようなつかみ所がないサウンドですが、そんな中で、古くてピコピコとしたキーボードの音が暖かく感じます。男性ヴォーカルが入った曲はフォーク調で親しみやすくもあり、これからいろんなアプローチができそうなバンド。

ジャケットの女の子のイラストも可愛い。
もちろん、ジャケ買い!
余談ですが、間違って2枚買ってしまったので後からもう一枚届きます(泣)

♩Valo tihkuu kaiken läpi



【2005/FONAL】


KILLING JOKE

  • 2005/08/17 18:23
  • Category: K
皆様、昨日の地震、怖かったですね~!
私は東北方面に帰省しておりましたが、既に15日の晩に田舎から帰っていたので、東北新幹線に閉じ込められたり、なんてことはありませんでした。
田舎の両親はデパートの衣料品売り場に居たらしく、マネキンがバッタバッタと倒れて「キャー」という客の悲鳴があちこちから聞こえて、そっちの方が怖かったらしいです。

こんな私の事を心配して下さった方々がいらっしゃって、なかなか書きにくいのですが、
地震が起きた時私はどこにいたかというと、、、
『ディスク・ユニオン』というレコード店にいました

不謹慎な空想ですが、もしも地震がひどく惨事になっていたとしたら、わたしはCDに埋もれて発見されるという…音楽好きとしては名誉ある勲章をこの手に入れていたかもしれません。(実際勲章ならぬバッヂをもらい受けたのですが…)

地震が起きたその時、店内で握りしめていたCD(まだ未払いだった)がコチラ



UKのポスト・パンク、インダストリアルバンドのキリング・ジョークのデビュー盤。ボーナストラック込みのリイシュー。

パンクバンドのサウンドに、打ち込みやエフェクトを用い、当時は他のポスト・パンクバンドともゴスバンドとも一線を画していたバンドだった様に思いますが、リアルタイムでこのバンドを聴いていたのは、主にゴス系を聴く方々だった筈です。ノイジーなギターを始めとし、ドカドカしたビートが暗くヘヴィで硬質な空気を作り出し、実験要素をブチ込めたような音です。
「メタリカ」が後にM-5の“The Wait”をカヴァーしました。

【1980(2005)/VIRGIN】


Killing Joke

The Wait 

:::購入先:::disk union
AMAZONはコチラ

「キリング・ジョーク」を買って、オマケでこういうバッヂをもらいましたよ!!
嬉しいような、全く嬉しくないような 
このマークがわかる人はきっと…ウフフ。

代理ネコ

  • 2005/08/11 18:20
  • Category: ネコ

はじめまして。テンテンです。

毎日、暑いですね。
わたしは夏バテで、しばらく病院にも通っていました。
お尻の穴の横が裂けてしまって、そりゃ痛かったのなんのって…。

もう一回更新して田舎に帰ると言っていたご主人のパイクマンさんは
面倒なのでやっぱり書くのはやめたそうです。

「次の更新は17日だ~」
「金がな~い」
「サマソニよりも先祖の墓参りだ~」
「不合格だった~」
「男友達は女友達と同じだ~」など、
わけの分かんない事を騒ぎ立てながら旅行の準備に入っています。

なので、今日は喰うのと寝るのが好きなお兄さんのトラ蔵
を紹介します。「おにいさ~ん!」


  
遠目だとトドのように見えますが、


近くで見ると猫です。
猫ではなくてトラに見えることもあります。




「ごはんだよ~!」という声が聞こえると
目が光ります。ピカリ~ン


パイクマンさんがいない間、こんな二匹でお留守番です。
早く帰って来てニャッ

そして皆さんも良い夏休みをお過ごし下さいませ。
冷たい物の食べ過ぎ、飲み過ぎには注意してニャ~


by テンテン&とら蔵

音楽にまつわる話 その2「音楽テスト」

今日から一週間夏休みをもらいました。ヮーィ!
もうすぐ田舎に帰ります。
ちょっとダレているのでまたCD紹介ではなくて、つまんないエピソードです。



短大を出てから、本当は教員になるはずだったのに、何を血迷ったか某中古レコード屋さんで働くことになったパイクマンは、そこで度々口答でテストを受けました。

音楽にまつわる話 その1「アルバムジャケット」



iTMS【iTunes Music Store】(アイチューンズ・ミュージックストア)の日本向けの有料音楽配信サービスが始まって結構覗いているんですけど、今のところ購入したい曲は探せていません。



ん~、早く何か買いたい。



こういう一曲単位の楽曲配信って、これから先、アーティストの作る曲の質向上にも繋がるような気がして、予てから喜ばしかったのですが、どうなんでしょう。

そんなの、ただの幻想に過ぎないのでしょうか。。



しかし、気になってくるのは『アルバム』の価値。

   さらにアルバムジャケットの存在。



レコードからCD主流へと移行しつつあった時期に、

「アルバムジャケットの写真や画が小さい」と嘆いた若かりし時が今は懐かしい。

アーティストが作った曲と同じくらい気持ちを込めるジャケットって、私にはすごく大事なもの。実際聴いた事無いアルバムですら、ジャケットを見て「ああ、あのアルバム」ってわかったりする。



おおげさに言うと、ジャケットを見ると音が聴こえてくる。かも…

アーティストの作った作品のシンボル…アルバムジャケット。



●アルバムジャケットに焦点をあてながら(私はそう思っている)レビューを書いている TONE COLORED MUSIC さん。

とてもスタイリッシュで、レビューも丁寧。私が好きなのは、ジャケットの色合いでアルバムを分けていたりするところ。



Topの > ENTERから入ってみてください。






ちなみにパイクマンが買おうかどうかずっと迷っているアルバムのジャケットが

こちら。▼

 


beefolk|Place Dramatique



<ジャズっぽいロックに変テコヴォーカルが乗っているオーストリアのバンド>

内容は興味あるのですが…ジャケットが難かも。

なんというか…センスが問われるというか…やっぱやめようかな。。

 …ほらね、やっぱりアルバムジャケットは大事でしょ



by パイクマン

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  • Author:パイクマン
  • 偏った洋楽のレビューや日記★東京都在住の地方出身者★大雑把なO型・水瓶座★天然を通り越して大ボケ★特技はピアノくらい

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