Kitty Craft / Catskills

  • 2004/12/29 19:10
  • Category: K
kitty craft

U.S発パメラ嬢の打ち込みソロ・ユニット、キティ・クラフト

前作は人気レーベルkindercoreから出していました。何枚目のアルバムかわかんないな…なんて思ってたらジャケットにthe second albumって書いてあって大助かり。

とにかくミニマム。チープなリズムボックスと,線の細いヴォーカルと、アジアンテイストのメロディでちょっとアンビエント。
そして、90年代初頭に流行った様なリズムパターン(セイント・エティエンヌとか…。)が懐かしい感じ。

多分彼女は日本とかインドが好きなんだと思う。それで雑貨とか集めていそうな雰囲気!
なんか、時代とか考えてなくて我が道を行くタイプっぽくていいな。。
ゆる~い不思議サウンドがお好きな方へ。

【2000/MARCH】


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ナポリタン


以前から狙っていた、東京・お茶の水にある純喫茶・ミロのナポリタンスパゲッティを食べました!

トッピングがうまそ~でしょ?!

自分がナポリタンを作る時は、マギーブイヨンを削って入れたり、トマトジュースをケチャップに混ぜたりして手を加えてしまいますが、ここのはまるっきりケチャップの味で~す!
素朴な味で美味しかったですよ。

THE LANGLEY SCHOOLS MUSIC PROJECT「INNOCENCE & DESPAIR」

  • 2004/12/27 22:24
  • Category: L
2004年もあと僅かですね。
今年聴いたCDの中で一番の珍盤だけど、とても感動したアルバムです。



これは、ロック好きな小学校の先生が、生徒達に60's & 70'sのロック、ポップスの名曲を体育館で歌わせているという面白いCDです。

録音は当時の古いラジカセだったようです。合唱はパート分けされていてコーラスもバッチリ。演奏は太鼓にしか聴こえないドラム、タンバリン、鉄琴、木琴、オルガン、アコースティックギター、ピアノなどで小学校で充分まかなえる楽器だけ。
歌っているのは、
ポール・マッカートニー&ウィングス、デビッド・ボウイ、ビーチボーイズ、イーグルス、ベイシティ・ローラーズ、ニール・ダイアモンドなどの曲。

生徒の中には歌がうまい子がいるもんですよね。そういう子はやはりソロで歌っています。かなり泣かせます。
小学生の合唱&合奏なので可笑しくて笑ってしまう部分もあるんですが、子供たちの一生懸命な姿が頭に浮かんで来て聴き入ってしまいます。子供たちの無垢さには所詮かなわないってことで。。
泣き笑いCDです!

興味のある方の為に(いないと思うけど…)曲名も書いときます

01)Venus and Mars/Rock Show
02)Good Vibrations
03)God Only Knows
04)Space Oddity
05)The Long and Winding Road
06)Band on the Run
07)I'm into Something Good
08)In My Room
09)Saturday Night
10)I Get Around
11)Mandy
12)Help Me, Rhonda
13)Desperado
14)You're So Good to Me
15)Sweet Caroline
16)To Know Him Is to Love Him
17)Rhiannon
18)You're Sixteen
19)Little Deuce Coupe
20)Wildfire
21)Calling Occupants of Interplanetary Craft

 【2001/ BASTA】
*LPオリジナルスリリース年はわかりません


Little Deuce Coupe

BRIGITTE FONTAINE「RUE SAINT LOUIS EN L'ILE」

  • 2004/12/25 17:15
  • Category: B


ヒャ~!こんなおばあちゃんになりたいです!

いや、なりたくないかもしれない。。

ブリジット・フォンテーヌは、作曲家でもあり映像作家でもあるピエール・バルーが設立したサラヴァレーベルから出したデビューアルバム「私は狂気」に続いて、セカンドアルバムの「ラジオのように」が大注目を浴びた前衛的なシャンソンを歌うアーティスト。

最近はソニック・ユース、ジム・オルークなどと接触しているので、ロック、オルタネイティブ寄りのリスナーなどにも認知度は高まっているようですが…どうなんでしょ?!

アルバムタイトルのRue Saint Louis en L'ileは彼女の住んでいるサン.ルイ島のサン・ルイ・アン・リール通りというストリートから取られているようです。伴侶で仕事のパートナーである「アレスキー・ベルセカム」が今回も全面的に曲作りをし、「ゴタン・プロジェクト」というクラブ系のアーティストとのコラボ作品が目玉。

彼女流のシャンソンやタンゴを交えたポップな仕上がりですが、やはりアヴァンギャルドでヨーロッパのちょっと退廃的な雰囲気があって、もう60代半ばを超えている彼女の声はダミ声にも聴こえますけど、投げかけるように…時に妖艶に歌う年輪を重ねた歌の味わいは、誰にも真似のできない彼女だけの個性として今でも圧倒的な存在感を感じさせます。そして時々見せる可愛らしさにコロッと騙されそうです、ふふっ。 

【2004/VIRGIN/EMI】

ブリジット・フォンテーヌを聴いたことがない方にはこちらがお勧め。名盤であり、私の愛聴盤でもある「ラジオのように」。アート・アンサンブル・オブ・シカゴを従えたアヴァンギャルドなフレンチ・モダン・ジャズ。是非に!

Comme A La Radio  ::1972::

THE MENDOZA LINE「LOST IN REVERLRY」

  • 2004/12/23 01:40
  • Category: M


アメリカの6人組インディ・ギターポップバンド、メンドーザ・ラインの3枚目。

知名度が今イチで音もチープなんだなぁ。でもいいんだなぁ。。
アコースティック中心でメロディが良く、ドリーミーでちょっと切ない感じが、おセンチ(もしかして死語?)にさせてくれます。クリスマス前の華やいだ時期に、なんですけど…。
メンバ-の中にソングライターが2、3人いるので曲想がバラエティに富んでいてそれぞれがヴォーカルをとっています。私は女の子ヴォーカルの曲が好きかな。
ネオアコ好きや初期のR.E.Mが好きな人や忘年会でお疲れ気味の人へ。。

【2002/MISRA】

VIC REEVES「I WILL CURE YOU」

  • 2004/12/19 00:10
  • Category: V
持っているだけで一体いつ聴くの?
  やっと今日聴きましたシリーズ…パーティ編




どうやらイギリスのコメディアンのようです、彼

聴いてみると曲のほとんどがエセロック、エセジャズ、エセアイリッシュ・トラッド(?)、エセポップでしたが、M-1のBig Night Outがなんとワンダー・スタッフとのコラボレイト作品。調べてみるとイギリスではヒットしたらしいです(私的にはジャケット写真がヒットですが)。
そして、M-4のディープ・パープルのカヴァー曲Black Nightはギターのフレーズが全部シンセ音に化け、間抜けで力が抜けていきます。
さらに、M-3のI Remember Punk Rockというスタンダード・ジャズに乗せている曲が脳天気でめちゃめちゃ明るいのですが、聴いていると「999」とか「EATER」などと歌っています。もしかしてB級パンクのことを歌っているのか?!

歌は本格的なんですけど、パーティー用という感じです。聴いてみんなで笑いましょう!きっとそういう意図で作られた作品なのではないかと思いま… えっ?違うの?

【1991(1999) /UNIVERSAL-ISLAND】

CHICAGO UNDERGROUND TRIO「SLON」

  • 2004/12/15 16:24
  • Category: C
持っているだけで一体いつ聴くの?
  やっと今日聴きましたシリーズ…私には無理だった編



デュオ、カルテット、オーケストラと、編成を変えて活動しているシカゴ・アンダーグラウンド・プロジェクトの3枚目のアルバム。私は一回通して聴くのが精一杯でした。

簡単に言うと、ベースとコルネットとドラムのシンプルな編成のジャズ(どちらかと言うと、私にはフリージャズに聴こえます)と電子音から成るインストですが、作曲、編曲、演奏、録音、編集も全て自分たちで行っている凄い方達。演奏力があるのに、それに甘んじていないところが良いですね。

今まで アルバムをジャズの老舗レーベルから出していたそうなのですが、このアルバムは音響派が多いレーベル『THRILL JOCKEY』からです。それと、ジム・オルークがこの方たちの周辺にいるみたいです。(そうだ!それで買ってみたのかもしれないなぁ)

う~ん。私には難解だったので一回聴けただけで満足です。フフッ。

【2003/THRILL JOCKEY】

Warsaw / ST

  • 2004/12/14 17:08
  • Category: W
51-QIiCaDcL._SL500_AA300_ のコピー

U.Kのポスト・パンクバンド、故イアン・カーティスが率いていたジョイ・ディヴィジョン(1978-1980)の前身バンド。ワルシャワの音源集。


他に自主盤を一枚出している筈で、その曲が収められているかは不明。

全17曲中ボーナストラックが13-17曲なのですが、クレジットを見ても活動期間のことを考えても、ワルシャワ時代の音源はボーナストラックの13-17の5曲だけで、後はジョイ・ディヴィジョンのダークでサイケデリックな初期の音といった感じを受けるのですけれど、私の気のせいでしょうか?!

…ですので、このCDを聴いていると、ジョイ・ディヴィジョンの初期の陰鬱気味な音からワルシャワ時代の普通のパンクサウンドになって行くという逆行過程が楽しめます。
病が回復していって「元気になって良かったね!」というような、とてもポジティブな曲順構成ではないかと思います。そして、故イアン・カーティスの20歳の歌声(?)が聴けるという点では嬉しいCDになっています。

「ワルシャワ」というタイトルが付いていながら ワルシャワ時代の音源は17曲中5曲だけというこのアルバム、お勧めできるのはもちろんジョイ・ディヴィジョンのファンの方だけです。


【1999/MPG】



THE BE GOOD TANYAS「CHINATOWN」

  • 2004/12/12 23:15
  • Category: B
人の持ち物って全然羨ましくなくて、ブランド物を自慢されても反応が無いのできっと普段つまらない人だと思われているのだろうな。。

その代わり、人の能力が羨ましくてしょうがないのですが、
今日はとうとう飼っている猫にまでそういう気持ちが湧いてきました。

ピアノの鍵盤の上を歩く猫がとてもいい音色を出すのです!
私は猫の足の肉球をまじまじとみつめましたが、きっとそれは肉球のせいではなくて
鍵盤の上を歩く時に何も考えずにストンと叩く(正確には歩く)からなのですね。



3人組の女性フォーク/カントリーバンド、ビー・グッド・タニアの2ndアルバム。

ここのヴォーカルさんのFrazey Fordの声も羨ましい限り。ちょっとハスキーでシブいのに優しくてふわ~っとしていて、どちらかと云うと子供声の私は、ここんとこ、この声に魅了されています。

アコギ、フレッドレスベース、マンドリン、ウクレレ、バンジョー、アコーディオン、ヴィオラなどで古き良き時代のカントリー。時々トランペットが入るのがまた郷愁を呼びます。

トラッドも数曲歌っていて、特に“House Of The Rising Sun(朝日のあたる家)”が絶品。

メンバーはそれぞれに他の活動もしているようでかなりの実力者たちです!
ちなみにこのアーティストは普段テクノを聴いている人もいいと言っていました。
(おっと…!

【2002/NETTWERK AMERICA】


THE BE GOOD TANYAS

Amanda Rogers / Daily News

  • 2004/12/07 19:02
  • Category: A
amanda rogers-antenna

ピアノ弾き語りのSSW、アマンダ・ロジャースの2'nd。新曲12曲に未発表曲などが収められた二枚組も出されているようですが、私が聴いたのは新曲のみのディスク。

iTunesで試聴
https://itunes.apple.com/us/album/daily-news/id343098249
これは最初聴かなければ良かったと思った。胸がキリキリして落ち着かなくて途中で聴くのを止めた。唐突だけど… 日本でいうと戸川純、椎名林檎、COCCOのうち、明らかにCOCCOを連想させる。

ピアノアレンジはクラシックが基本だし情感タップリに持って行こうとするし、そんなので騙されないぞ、と思った。まだ若いのでハリのある美しい声。そのまま聴き流せるはずなのに涙が出る。彼女から出てくる何か痛みのようなものを感じてしまう。
彼女の弾くピアノはショパンではなくてシューマンの暗く激しい曲。
心をえぐるような音と歌。

♩Sophia



【2004/IMMIGRANT SUN】


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