ROCKETSHIP「A CERTAIN SMILE, A CERTAIN SADNESS」

  • 2004/11/29 14:17
  • Category: R
今日も記事の誤字脱字を見つけては慌てて訂正している私です。
でも27日のテレヴィジョンの記事の最後の方で「テレヴィジョン」の事を「テレヴィション」と間違って書いているのですが、それはなんだか可愛らしいのでそのままにしているんです。ふふっ。




最近繰り返し聴いてしまうUSインディーズのギターポップバンド、
ロケットシップのデビュー盤。
(ちと、古いんですけどね。。)

エレポップとネオアコとちょっぴりサイケが出会ってしまったかの様な音に泣き泣きメロディがちょうど良くて、初期のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインやプライマル・スクリームを彷彿させるというか…。ギターの疾走感と甘さが程よくてセンスの良さが伺える一枚なのです。

日本でこのアルバムがメジャーから出た事を知って、メジャー嫌いのメンバー達は凄くショックを受けたんですって!ピュアですね~。余計惚れてしまいます。
全部で少なめの8曲入り。昨今のディスクは曲数が多いのが主流になっていますが、曲数増やすよりもっと曲の内容に力を入れて欲しいと思っている私としてはちょうどいいなぁ。。

最近OMNIBUS レコードから出たシングルを買ったのですが、新譜が出たという情報をどこかで見た様な気がするので(本当かな。。)それ聴いてみたい!

【1995/SLUMBERLAND】


Kisses Are Always Promises
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NINA NASTASIA「DOGS」

  • 2004/11/28 10:24
  • Category: N


2000年にデビューした女性シンガーソングライターのニーナ・ナスターシャのファーストアルバム。
あのスティーブ・アルビニのスタジオで録音されているのですが、プレス数が極端に少なくてすぐ廃盤になってしまったものの再発盤。


フォークやカントリーが土台にあるような気もするのですけれども、意外にもクラシック調なところとオルタネイティヴなところも混じり合っていてとても魅力的。
なんせ、アルビニがかなり気にいっているというのだから…。

アコギ、ヴァイオリン、ピアノ、アコーディオン、チェロなどで奏でられる音はかなりアレンジも凝っていて飽きないですし、ジャケットの写真だとちょっとすれたイメージがあるけれど、声は優しくて表情豊かに唄っているんですよね。とてもいいです!是非に!!

【2004(2000)/TOUCH AND GO】

RIVIERA「WAKE UP WONDERLAND」

  • 2004/11/27 18:22
  • Category: R
ここ東京ではぽかぽか天気でした
皆さんのところはどうでしたか~?



ラウンジチャートには必ず入っているという兄弟ユニットのリヴィエラの4枚目。

もうとにかく洗練されている爽やかポップ。よくもまぁこんなに次から次へと耳馴染みの良い曲を作れるんもんですね。コーラスもきれい。ゴスペラーズもビックリ!
「21世紀のカーペンターズ」と名付けましょう!

ちょっと落ち込んでいた私ですが、これ聴いたら元気になりました。ハロ~!サンシャイン!!…まさにこんな音。想像してみて下さい。ふふっ。
大音量で聴いたって近所から苦情は来ないぞ!(それはウソ)
彼氏、彼女にプレゼントするCDとしていいかもね。

【2003/PHILTER】

(申し訳ない。ハイテンション気味でした。)

TELEVISION「3枚目」

  • 2004/11/27 00:48
  • Category: T


「マーキー・ムーン」でもなく、「アドヴェンチャー」でもない、テレヴィジョンの、明らかに3枚目のアルバム。

最近激安で見つけたので再度買って聴いてみました。(もうとっくに売ってしまっていたもんで。。)思い起こせばあれは90年の来日公演。コンサート後、楽屋裏で待っていた私と、それに気が付いたトム・ヴァーラインはしばし見つめ合ったのでした。(思い込み)

あの来日公演から約2年が経って出されたこのアルバムは、アルバム2枚目までのパワーは無いのですが、改めて聴いてみるとパワーが無くなったのはトム・ヴァーラインひとりだけで、他のメンバーはもっと弾きたがっている気がしてならないんですよね。

91年の「マシュー・スウィート」の傑作盤(だと思っている)『ガールフレンド』で、ギターのリチャード・ロイドが持ち前の金属的な音色のギターで歯切れよくロックしていた事を思うと、なんだかね…。
それでもやはり「テレヴィジョン」特有のなまめかしさは健在しているし、それが少しクールに傾いただけなんでしょうけれど。

「テレヴィションにサードアルバムなんかあるの!?」と驚いた人は聴いてみるとよいですよね!

延陽伯さんにTBさせて頂きましたよ♪

【1992/CAPITAL】

*アルバムタイトルが付いていないので『3枚目』としました。

DANIEI JOHNSTON「FEAR YOURSELF」

  • 2004/11/24 00:40
  • Category: D


ギャオ~。ダニエル・ジョンストンの何枚目になるかもうすっかりわからなくなってしまった2003年のアルバム。そして彼の作品の中で最も美しく整ったアルバム。

いろんな大物アーティストに愛されてきたダニエル・ジョンストンは少し神経を病んでいるけれど、そこから生まれる天才的とも言えるソングライターの能力は彼が幼少の頃から慣れ親しんで来たビートルズにも劣る事無く、美しいメロディを生んで来た。

しかし、彼の神経の病やライブでの奇行(ごめんなさい…)、又これまでの音源作りにおいても天然(素)の部分をより強調しようとしていたようにも思う。

この作品は『スパークルホース』のマーク・リンカスがプロデュース、アレンジを全面的に手掛け、オーケストラやギター、電子音を駆使しながらダニエル本人の歌とピアノを生かし、ドリーミーでポップに仕上げている。歌詞は全てラブ・ソング。
こんなに音痴でリズムがガタガタでも、美しく感じるなんて…!

音楽で行き詰まっている人。日常に行き詰まっている人。真の純粋さに触れてみたい人へ。涙、涙のアルバムです!
尚、音楽はテクニックだと思っている方や、絶対音感を持っているので音痴の歌はきけないわ~という方にはススメられません!ふふふっ。。

【2003/GAMMON】

LUNA「RENDEZVOUS」

  • 2004/11/22 19:06
  • Category: L
こうやって新譜も出し、来日も果たしたのに解散してしまうなんて…
涙ちょちょぎれ気味のわたくしことパイクマンでございます。。



元『ギャラクシー500』のディーンが結成したルナの7枚目の新譜。

相変わらず無駄音なしのバンドアンサンブルや、個性的でありながらもいぶし銀のディーンのヴォーカルと、曲に漂う揺らめくような気持ち良さ、美しさは健在であります。落ち着きのある大人のロックをやってくれていただけに解散は残念でなりません!メンバーであるギターの綺麗なお姉さんもカッコ良くてファンだったのでございます。

ところでM-5の“Astronaut”が前作のアルバムとダブッておりますが何か理由でも?

【2004/JETSET】


蛇足なのですが…最近『U2』が『クラフトワーク』の“Neon Lights ”のカヴァーをやっているそうなのですが、先にルナも前作「CLOSE COVER BEFOR STRIKING」で“Neon Lights”のカヴァーをやっているんです。
(それがどうしたって感じでしょうか…)
個人的にルナのアルバムはこれがお勧めです。

ISOBELL CAMPBELL「AMORINO」

  • 2004/11/20 15:06
  • Category: I


ジャケットがとても可愛くて、誰のだかもわからないけれども、一瞬で買おうと思ったCD。置いてある棚をみたらベルセバ一族(BELLE & SEBASTIAN)のコーナーにありました。「また、ベルセバにやられた!」…そんな気分。ベルセバのジャケットのファンなのでついつい買っちゃうんですよね。。

これは脱退したイザベル・キャンベルの初ソロアルバム。

田舎から遊びに来ていた母と一緒に聴いたのですが、母曰く、「フランス映画みたいね」と…。サスガ!!
本当にそんな雰囲気があって、まさに、フレンチポップスとベルセバの大所帯アコースティック学芸会サウンド(笑)が合体したかの様で、ちょっとやりすぎ(意図が見え見え)の曲もあったりするのですけど、アルバムの最後の頃には、妙に心地良くなっていました。

そして、元『ヴァセリンズ』『ユージニアス』のユージン・ケリーとのデュエット曲も入っています。漠然と思ったのですが、日曜日の晴れた午前中が似合うかも。優しくてキュートなアルバムです。音楽を掛けて、部屋の空間をおしゃれに替えたい人へ。

【2003/INSTINCT】


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SYD BARRETT「その名はシド・バレット」

  • 2004/11/19 19:04
  • Category: S
え~っと‥またシド・バレットです



ファーストと同じ年に出されているのですが、2'ndアルバムです。


プロデュースはフロイドのデイヴ・ギルモア。無理矢理カテゴリー分けすると、アシッド・フォークとかインディ・ギター・サイケとか(勝手に作った)そんな感じでしょうか。

ジャカジャカのアコギにギルモアのギターがピヨ~ンとか、そんな感じです。ファーストに比べてサウンド自体は静かで聴きやすい感じは受けるのですが、シドの歌声がヨレヨレでリズムキープも危ういんです。だけれど、ちゃんとアレンジし直せばいいものが出来上がるんだけどな風(ふう)なキラリと光るメロディがあったりして…。

CDではテイク違いのボーナストラックがたくさん入っております。怖いもの聴きたさのお人で、金返せ!とか言わない奇特な方だけ、是非聴いてみて下さいませ。。

【1970/EMI】


Wined And Dined

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SYD BARRETT「帽子が笑う…不気味に」

  • 2004/11/18 22:47
  • Category: S
え~、なんというか…私の永遠の裏アイドル、シド・バレットです。

裏アイドルとは…その時々で好きなミュージシャンは変わっていったりするものですが、シド・バレットだけはず~っと好きで好きで、おまけにいろんな意味で、大きい声では言えなかったりするんですよね。世間的には(音楽世界の)あちら側に行ってしまった人と言われている人ですしね。

「何が好きなの?」と聞かれて「シド・バレットが好きなのよ」とはなんとなく普通の人には言えないし、音楽が好きでもシド・バレットすら知らない人が多いですし。
そういう意味でシド・バレットは裏アイドルという位置付けで君臨し続けているのです。



シド・バレットを知る、という意味の上ではこのアルバムが最良です。フロイドのファーストはそれはそれでシドの能力全開だった気がしますが、このソロ第一弾に関しては、より内にこもってしまったシドの狂気と、子供帰りしてしまったかの様な部分が相まって、聴きながら手に汗握っちゃうんですよね。

フロイドから参加したロジャー・ウォーターズやデイヴ・ギルモアがシドのヴォーカルとギターのペースに合わせるのに必死な感じが伝わってきたりして(実際バックがギクシャクしているし…)。でもね、とても素敵な曲が詰まったアルバムです。

M-4のNO MAN'S LANDはカッコいいし、カメに捧ぐ歌やタコに捧ぐ歌なんてのも面白いし。興味のある方是非に!

シド・バレットについては次回もひき続き・・・
ふふっ、好きねぇ。。

【1970/EMI】(1987初CD化)


No Man's Land

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STINA NORDENSTAM「THE WORLD IS SAVED」

  • 2004/11/12 18:12
  • Category: S
田舎から両親が出てくることになったので、ゆっくりUPしようと思っていたこのアルバムのレビュー(本当にレビューなのか。。)を急いで書いております。掃除したり、新しい毛布を買ったり、母にあきれられないように古い鍋も買い替えたりしよう!




前回、スティーナのデビューアルバムについて書いたのですが、スティーナ本人は、デビューアルバムはあまり評価していないのだそうです…。

さて、3年振りの6枚目のアルバムは、設立した自己のレーベル
「A Walk In The Park」からの初のアルバムとなります。


クラブ・ジャズ界のトランペッターやら、スウェーデンのミュージシャンが集結してスティーナの周りを固めているようですが、ミックスはチャド・ブレイク!
一曲一曲が多彩に彩られているので表現するのが難しいのですが、アバンギャルド且つノスタルジック且つジャジー…そしてやはり無駄な音が一つもないんですよ…音楽を聴いていて、無駄な音が無いって気持ちいいんですよね。そして作るのは難しいんですよね(謎)

相変わらず内省的な面を感じさせますが、彼女のライブを観たい!と心底思ったアルバムでした。

【2004/A WALK IN THE PARK】

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