A HAWK AND A HACKSAW「THE WAY THE WIND BLOWS」

  • 2006/11/10 22:35
  • Category: H
ahawkandahacksaw.gif

「Neutral Milk Hotel」や「Bablicon」のメンバーで、「Bright Eyes」や「Broadcast」のドラマーのJeremy Barnes(ジェレミー・バーンズ)が結成したバンド、ア・ホーク・アンド・ア・ハックソウの3rdアルバム。哀愁の東ヨーロッパ紀行。バルカンフォーク!

■ジェレミー・バーンズの名前が気になったのは、以前書いた「BEIRUT」のアルバムに名前があったからで、このアルバムにはその「BEIRUT」の中心人物であるZach Condonも参加しています。 

ブラス(トランペット、サックス、チューバ)、アコーディオン、ピアノ、パーカッション、ストリングス(バイオリン、ビオラ)による、東欧の伝統ミュージックから、マリアッチ、アメリカン・フォークまで昇華したシブいボーダーレスミュージック。

インストと重唱(2,3人)による曲で構成された悲しげな旋律が特徴的な民族の歴史を思わせるかの様な味わい深い楽曲に加え、厚みあるリズミカルなブラス隊のマーチなどは、迫力があってスリングにも聴こえます。

このバンドがどこまで東欧の伝統ミュージックに近いのかはわからないですが、村で行われる結婚式やお葬式に呼ばれるブラスバンドや、街からちょっと外れた公園のアコーディオン弾きなど、東欧の国々のあちこちから聴こえる音風景を脚色したようなアルバムだと思っていただければわかりやすいと思います。

一度こういう音にハマると逃れられません。。

【2006/THE LEAF LABEL】

A Hawk And Hacksaw
myspace.com

In the River
There Is a River in Galisteo

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HELENE「ROUTINES」

  • 2006/10/23 22:55
  • Category: H
helene.gif

イギリスの女性シンガー・ソングライター、ヘレンの2ndアルバム。
「Cocteau Twins」のサイモン・レイモンドがプロデュース。


Mazzy Starが陽だまりで演奏をしてる?
もしかしてHope Sandovalの妹!?

……なんて想像もしてしまいますが。

ヘレンが引き合いに出されているのはMazzy Star.....
だって、まるで「Mazzy Star」に太陽が差したようなサウンドですもん。

ギター、ドラム、ベースのシンプル編成のバンドで歌う、ソフトなサイケデリック感のあるフォークやフォークロック。カントリー風、ヴェルベッツ風(?)、子守唄風の曲と、ウェスタン風なインストも挿入されて、ギターもさりげなく主張をしています。寂しげなメロディがちょっと切なくたって、ほどよい気怠さと可憐な歌声に包まれていると、ほのぼのとした幸せを感じてしまいます。

【2006/SERIES8】
helene2.gif

Helene
myspace.com

This is All We Have to Know
Routines

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HERB DIAMANTE 「MAY I LIGHT YOUR CIGARETTE」

  • 2006/07/23 01:06
  • Category: H
herb.gif

万歳!変態ポップス

まったく情報もみつからないので、もしかして日本でコレ買ってるの私だけ?!…と不安にもなったHERB DIAMANTE という男性シンガーのデビューアルバム。

60年代のポップソングを土台にしたかのようなキャバレーソングを、サイケデリック~スペーシーなアレンジにて妖艶に唄っておるのですが、その歌い方が「マーク・アーモンド」の気持ち良さげなヴィヴラートにそっくりだったのです。その上、カズー(口にくわえてハミングすると声が変わる楽器)を操り、変なヴィブラート声も入ってます。チープなパブラウンジサウンドをバックに唄うマーク・アーモンドといったところでしょうか。
でも、好き好き、この雰囲気!

herbdiamante.gifお気に入りは
60~70年代スパイ映画のエンディング曲っぽいM-2の“This Fire Burns”。オリエンタルなメロディがマーク・アーモンド&ザ・マンバスそのまんまのM-5の“A Delicate Stiletto”。

それから、M-3は、リー・ヘイゼルウッドの曲で、ナンシー・シナトラとデュエットした“Some Velvet Morning”のカヴァー。60年代のサイケデリックなお方が近未来を想像して作ったのではないかと思わせるような、エンディングに向けてスペーシーになっていく様(サマ)が安っぽくていい。この曲をカヴァーすると、みんな怪しい感じになってしまうみたいだけど、原曲自体が唐突に4拍子から3拍子に変化するという斬新な曲なのでしょうがないですよね。

【2006/ABDUCTION RECORDS】

This Fire Burns
Some Velvet Morning
A Delicate Stiletto

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HOT CHIP「THE WARNING」

  • 2006/07/02 04:00
  • Category: H
よし!ブラジルーフランス戦を観るぞと意気込んではいるものの
眠い、眠い…



イギリスのエレクトロバンド、ホット・チップの2ndアルバム。

モシモシレコード(笑)から出た1stアルバムも、大人っぽいエレクトロ・ファンクで良かったんだけど、もうちょっとインパクトがあってはっきりしたイメージがないと書けないよ…と思っていたら、この2ndはもろにツボ作品。

PVによると、5人のうち3人がシンセ担当。
テクノでロック!
ファンキーで尚かつ甘い!
何が甘いのかって、メロディとヴォーカルです。
心地良いダンサブルなサウンドで踊るのか、それとも聴き込むのかは自由。

メンバーは若い子たちかと思ってたらそうでもないのね…。

シングルカットされていて、美メロが頭から離れないM-2の“And I Was ABoy From School”と、同じくシングルカットでディストーションギターがいい味出してる”M-4の“Over And Over”が特にお気に入りなり。

やっぱりブラジル国歌のイントロは長いと思うんです。
そして歌が始まるといつの間にか終わっているしね。

眠い

【2006/ASTRALWERKS】


Hot Chip

PVも見られますね。
Myspace.com

And I Was A Boy From School
Over And Over

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HASSLE HOUND「LIMELIGHT CORDIAL」

  • 2006/06/01 22:00
  • Category: H
hasslehound.gif

女性を含むトリオ、ハッスル・ハウンドのデビュー・フル・アルバム。

エレクトリックな音で、動物の鳴き声など多彩なサンプルやギターやヴァイオリンやキーボードが絡み合い、とてもコミカルで牧歌的な情緒を漂わせているラウンジ・ポップスです。

女性アーティスト、Ela Orleansのヴォーカルは入ったり入らなかったり。ハワイアン、ファンキー・ビート、哀愁に満ちたクラシカルな曲など、曲調はバラバラです。ノスタルジックなサウンドトラックのようでいて、奇抜でありながら土臭い雰囲気が妙に和みます。

アイディアで彩られた彼らの怪しい宇宙に、旅している感じ
…そんなのもいいかも?!

【2006/STAUBGOLD】


Hassle Hound

Primrose
Lucky Bugs Win Prizes

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HAIRCUT 100「PELICAN WEST」

  • 2005/09/29 22:45
  • Category: H
この前、知り合いが「昔、ニック・ヘイワードが『笑っていいとも』の番組最後のライブ告知のコーナーに出演したことがあったのに、会場の人達がニック・ヘイワードを全く知らなくて、会場がシーンと静まり返っていたのがショックだった」と漏らしていました。

当時ニック・ヘイワードはアイドル的人気があったと思っていましたが、世間的にはそうでもなかった…ということ?それよりも、当時中学生くらいだった知り合いがなぜ平日の昼にやっている『笑っていいとも』を観ていたのかということの方が気になったけど突っ込まないでおきましたよ!

NHK「レッツゴーヤング(1974~1986)」に出演した際のニック・ヘイワード


シャツをしっかりパンツの中に入れて…


ヴォーカルのニック・ヘイワードを中心とした6人組、ヘアカット・ワン・ハンドレットのデビューアルバム『ペリカン・ウェスト』は
アイドルバンドにして一発屋といわれつつも傑作アルバムとしてブリティッシュ・ポップ史には刻まれている筈です。

ホーンセクションやパーカッションを全面に出し、ファンクやラテンのリズムを取り入れ、爽やかでやたら明るくてノリが良いです。音としては「ネオアコ+ファンカ・ラティーナ」といった感じでしょうか。テクニックもありました。
ヒットシングル曲は
M-1好き好きシャーツ(Favourite Shirts)
M-2ラヴ・プラス・ワン(Love Plus One)

秋っぽいアルバムジャケットなので選んでみましたが、どちらかというと夏の方が似合うアルバムなんじゃないの?ジャケットを良く見ると半袖を着たメンバーと分厚いフッシュマンズセーターを着たメンバーがいるではないですか?!いい加減なんだからぁ。。

残されたメンバーはその後アルバムを出すも泣かず飛ばず。一方、ニックはソロに転じてアルバム『風のミラクル』をヒットさせ、…その後はどうなったんでしょう。

【1982/ARISTA】


Favourite Shirts

::: 購入先 :::忘れてしまいしたが、AMAZONはこちら

HELEN MERRILL「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」

  • 2005/09/11 13:45
  • Category: H
やっとレコードからCDを買い替えた記念に書いておきました。
(正確にはカセットテープからCDに買い替えた記念に…です。アハハッ。)



記憶が交錯して、もういつの頃なのかわからなくなってしまいました。ジャズヴォーカリスト、ヘレン・メリル♪ You'd Be So Nice To Come Home To(You'd be so~♪の出だしがたまらない)を聴いたのは、確か、夜にだけ流れるウィスキーのCMだったと思います。

すぐにレコードを買って聴きました。
大人っぽい雰囲気に気後れしながら…

ヘレン・メリルのハスキーヴォイスの魅惑的な歌と、スタンダードの楽曲の良さ、バックのクリフォード・ブラウン(26歳で他界)のトランペットの抑揚の素晴らしさ、クインシー・ジョーンズの神経の行き届いたアレンジ、全てが揃ってこのアルバムが完成したわけですけど、

このアルバムが「この一曲を聴く為のアルバム」と皮肉を言われようとも、そんなアルバムは山ほどあるわけですし、逆に、そんな皮肉な批評がまかり通るほど、ジャズの世界は厳しいのだと思います。

他の曲が良くないわけではなくて、この曲があまりにも卓越していたので…
そして、ジャズ・ヴォーカリストの作品を買った初めての経験だったので、忘れられない一枚になってしまいました。

【1954(2003)/EMARCY RECORDS】


:::購入先::: AMAZON

HANNE HUKKELBERG「LITTLE THINGS」

  • 2005/07/12 18:41
  • Category: H


ノルウェーの女性アーティスト、ハンネ・ヒュッケルバーグのデビューアルバム。2004年にノルウェーでのみリリースされていたアルバムを、UKのLeafがライセンスリリースしたもの。

ジャズです。旋律も歌唱法もジャズなんですけど…
アコーディオン、ハープ、チェロ、バンジョー、ピアノなどの生楽器と、エレクトロニクスにグラスや日用品などをパーカッションとして使った、温かで心休まる音。
テルミンの音も聴き逃さなかったよ。

しっとりした曲から、遊び心があっていたずらっぽいキュートな曲も。とてもポップで馴染みやすい音です。

とにかく声が優しくてほんわか歌う。
笑顔で歌っているのがわかるので、聴いてるわたしも笑顔になれる。
お勧めアルバムです!(本当は独り占めしたい。)

JAGA JAZISTのメンバーも参加している?ああ、そうですか。。
ジャケットが地味なので内ジャケットの彼女の写真も載せておきます。人なつこそうで可愛い。

【2004(2005)/LEAF】




Hanne Hukkelburg

Little Girl

HEADPHONES「HEADPHONES」

  • 2005/07/05 02:43
  • Category: H


ペドロ・ザ・ライオン
ことDavid Bazanが、ティム・ウォルシュ(TW Walsh)らと結成した新プロジェクト、ヘッドフォーンズのデビューアルバム。

「ペドロ・ザ・ライオン」の哀愁のメロディと歌はそのままに、バックがドラムとシンセのみ。もちろん独特の粘っこい枯れた歌も健在。

シンセがかなりチープな音で、80年代エレポップを彷彿させますが、ビコビコではなくて、しんみりメロディアスで温もりを感じます。(弾けるようなエレポップな曲も入っていますけど。)

シンプルなサウンドだけに、ドラムのブレイクビーツが歌に引っ掛かるのが目立ち、歌を邪魔しているような気がしないでもないですが、2回通して聴いた頃には耳が慣れました。それと…ペドロ・ザ・ライオンを知っている方は、あのギターサウンドのイメージを一度払拭することをオススメ。

なかなか良いです。ヘビーローテーション!
10曲33分。M-2の“Shit Talker”がお気に入り。

洋楽な日々さんにトラックバックさせて頂きました

【2005/SUICIDE SQUEEZE】


Suicide Squeeze Records

Shit Talker

HOOD「OUTSIDE CLOSER」

  • 2005/03/16 22:30
  • Category: H


U.Kのポストロック・バンド、フッドの6枚目のアルバム。

ストリングスやトランペット、フルート、クラリネット、ピアノ、そしてギター。エレクトロニクスを使いながら、ひんやりした空気と幻想的な雰囲気に包まれます。

ディレイのフィードバックや、微かなノイズが効いて、そこに悲しげでメロウな歌が重なって、イメージするのは冬の北欧の田舎に、陽が差したような…なんだか曖昧なんだけど、季節で言うと絶対に冬!昔はインディ・ギターバンドだったという名残を残しつつ、靄(もや)がかかったようなこの雰囲気がこの人達のカラーなのかな。。

先行シングルだったらしいM-6の“The Lost You”はロバート・ワイアットの声をサンプリングしている名曲です!是非に!!

【2005 / DOMINO】

HOOD

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