映画 「蛇娘と白髪魔」

最近、古い日本映画も続々とレンタル店に並ぶようになっていますね。
先日借りて観たDVDは、

楳図かずお原作の映画「蛇娘と白髪魔」(モノクロ)
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公開年:1968年
製作:大映
監督:湯浅憲明
原作:楳図かずお



「週刊少女フレンド」(講談社)に連載していた少女向け恐怖漫画作品『赤んぼう少女』
『うろこの顔』、『ミイラ先生』をベースに、
その集大成として1968年に映画化されたのだそうです。
時代が時代なので特撮シーンやら特殊メイクを60年代にできる技術で、謂わば手仕事で、
恐怖映画の幻想的なシーンを表現しなければいけないのですから大変だったと思いますよ。
しかしそういうアナログの部分を今こうやって映画を観ている人が楽しめるのは
当時の映画人の功績ですね。

ネタバレになるのでストーリーは省きますけれど
蛇娘 タマミっていう可哀想な娘さんが登場するんですが
小学六年生のときに毒蛇に噛まれてからというもの、自らを蛇と思いこんでいるんですよ。
キツネ憑(つ)きっていうのは聞きますけどね〜
メイクは口裂け女みたいでちょっと怖かったですね。

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子供たちの演技がシャンとしてて美しかったですよ。
モノクロ映画のせいなのかなんなのか。それだけではないと思うんだけど。

あと、
すごく若い楳図かずお先生が、タクシー運転手で少しだけ出演してます!
(…バラしてしまってすみません)

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私は楳図関係の映画には「漂流教室」を始めとしてことごとく裏切られていますが
この古い映画が一番出来が良いのではないかと思いました。
さて楳図先生自身はどうお考えでしょうか。


残念ながら動画が見つかりませんでした。




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料理映画

最近ガーーーンッときた、人様から浴びせられた言葉。

「食べる事しか考えないよね」

「燃費 悪い人だよね」

       どちらも同義語です。




nemigamacoさんのとこで
紹介してて観たいと思った料理にまつわる映画です!

現在上映中、またはこれから上映されますのでCheck!
東京でも上映館が限られているので私はまたレンタルだと思いますわ。
http://daitouryo-chef.gaga.ne.jp/theater.html

大統領の料理人





他にも
料理映画って案外たくさんあるんですよね。
知っているのだけダダダーっと!

シェフ
コメディータッチで面白かったです。映画の中に「分子料理」
っていうのが出てくるんだけど
科学的な料理法で食指が動かなそう。
実際にそういう料理が食べれるとは知らなかった。


バベットの晩餐会
映画らしい映画だと思います。デンマークの名画。



料理長殿 御用心
コメディータッチのサスペンス。料理長が次々殺されていきます。



幸せのレシピ 
これから観ます!!



ディナーラッシュ
スタイリッシュ!でもマフィア絡み.。。面白い.。。



エイプリルの七面鳥
面白かった。可愛いかった♩



スタンリーのお弁当箱
踊らないインド映画だね!



日本代表。
かもめ食堂




おなかが空いてくる〜。




映画 『緯度0大作戦』

自分の記憶が正しければ、お正月や大型連休、冬休みや夏休みに
この映画はTV放映されていたと思うんですが。
それも90年代初頭までは観ていた記憶があるんですがどうだったでしょう。

日米合作映画
緯度0大作戦

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公開年:1969年
監督:本多猪四郎(本編)
   円谷英二(特撮)
脚本:関沢新一
   テッド・シャードマン
出演者:ジョゼフ・コットン / 宝田明 / 岡田真澄

※1974年(昭和49年)12月14日には『海底大戦争 緯度0大作戦』と
短縮・改題してリバイバル公開されたそうです。




宝田明と岡田真澄の2大イケメン色男が共演!

海底火山が噴火し調査員の3人が船内に残されたところ、潜水艦アルファ号に助けられ、
海底2万メートル(!)の緯度0基地に迎えられた。
そこには、プロレスラーの風貌の船員、ハレンチな格好の美女。
スカーフ巻いて胸がはだけている艦長。がいる。

そして緯度0にある秘密の地底世界、ユートピアに案内される。
金やダイヤが普通にその辺にあるので
欲に目をくらませる必要はない。よって人々は温和。
そこには既に亡くなっているはずの高名な科学者もいた。

また、《免疫風呂》といって、緑色の大きな風呂があるが
この風呂に入るとピストルの弾にあたっても死なないのである!
24時間有効なり。

一見平和そうに見えるユートピアの唯一の敵はマッドサイエンティストのマリク博士!
つまりこの映画の悪役。情婦もいてペアになってる!

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マリク博士が岡田博士という優秀な科学者を誘拐したのでそれを助けに行く面々。
しかしマリク博士が改造した怪物たちが次々に襲ってくる。

(あまり怖くない。どちらかというと吹き出す。)

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ライオンに羽をつけちゃったので空飛ぶライオンになってしまった!
見た目はどうもアレだけど、これが飛んできたら怖い。絶対。

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フィギュアも作られていて、どの世界にもマニアがいるもんだと感心する。
特に男性は収集するの好きだよねー
と言いつつ私もそっちの気質があるので人のことは言えません。


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ストーリーは単純。
1969年に作られた想像上の近未来的な作風や美術や、円谷の特撮を楽しむのがいい。
ただしちょっとしたオチがあるので最後まで観ましょう。
とても懐かしかったんだけど、
当時はまじめに観てたのに、今観るとコメディーに思えてきてしまったのがなんとも…



映画 『グランド・マスター』

わたしの東京でのピアノの師匠と、他の生徒数人交えて食事会をした際に
「昔、アイドルで好きだったのは誰か」という話題で盛り上がりました。
私は周りの様子を伺いながら
「マッチとか聖子ちゃんとか、本田泰章とかかな~」と答えました。

ピアノの師匠の番です。

「私はブッダとブルース・リー!」と答えました。

(○□○)!

……さすが

ピアニストの母親から英才教育を受けていた方は
スケールが違う。

昔から周囲と感覚がズレてて大変だったんだろうとも思いましたが
カンフー映画好きの私にしてみれば大いに共感できるのでした。


そのブルース・リーの唯一の師であるイップ・マンの半生を描いた映画
『グランド・マスター』がレンタル店に並びました。

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原題 :一代宗師、英語題: The Grandmaster
監督 :ウォン・カーウァイ
脚本 :ゾウ・ジンジ/シュー・ハオフォン/ウォン・カーウァイ
公開年 : 2013年
主演 :トニー・レオン
武術指導:ユエン・ウーピン


ウォン・カーウァイ監督ですので普通のカンフー映画に仕上がるわけはないのです。
抒情詩のような美しさすら感じるアクションシーンに、復讐心に煮えたぎりつつもその一方で
報われない恋を抱える切ない女性を演じるチャン・ツィイー…この女優の凛とした美しさ。
そして何よりも言いたいのは、
武術の精神や魂まで見せてくれるカンフー映画だということ。
イップ・マンの清らかな正しさは、自分が誰よりも強いということを知ってるからこそ。
なんだろうなぁ。




ウォン・カーウァイ監督の『恋する惑星』を観て
部屋の模様替えの楽しさに目覚めたことを思い出しましたが、
そういえばあの映画もトニー・レオンが出演でした。
若かったなぁ、トニーも私も。。

映画『シリアル・ママ』

1994年の映画にして日本では初DVD化!ようやくレンタル店に並びました(涙)
当時コレを映画館で観たんですが、B級コメディー映画の虜になった記念すべき作品にして
未だコレを超える作品には出逢っていません。
正直に言うとアメリカのコメディーは
日本人にはツボが違い過ぎて笑えないのが多いんですけど
『シリアル・ママ』は日本人の笑いのツボも刺激してくれます。
ところで暑中お見舞い申し上げます。

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シリアル・ママ
Serial Mom


公開年 : 1995年(日本)
監督 : ジョン・ウォーターズ
脚本 : ジョン・ウォーターズ
出演者 : キャスリーン・ターナー
サム・ウォーターストン



キャサリン・ターナー扮する主婦ベヴァリーは
夫と二人の子供に囲まれ幸せな毎日を送っている良妻賢母な専業主婦。
いつも笑顔が眩しいくらいに輝いている
(わざとらしい笑顔の演技、キャサリン・ターナーは上手い。)
しかし、実は彼女、殺人鬼なのである!
社会のルールに背く者(ゴミの出し方だったりするが)や、
家族の幸せを乱す者に我慢ができないのだ。
んでもって、そういう人を次々と殺していくのです。
殺人鬼の映画が面白いって、なんだか不謹慎でしょう?
でも面白いのだもの。監督の手腕よねやはり。
実際、当時の映画上映の時は会場大爆笑の渦でしたのよ。

この映画を観てからというもの、秋に白い靴は履くまい、と心に誓ったのです。
そして、秋に白い靴を履いている人を見かけると
なんだかモヤッとするようになりました。
まぁ、観た人にしか通じない話ですが…


映画「私が、生きる肌」

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監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
原作:ティエリ・ジョンケ『蜘蛛の微笑』
製作年:2011年
製作国:スペイン映画
主演:アントニオ・バンデラス
    エレナ・アナヤ


今観られていなくても、10年後20年後にカルト映画として紹介される映画
    ー パイクマン

第二のスケキヨ登場!
   ー パイクマン


唐突ですが、私の行く「TSUTAYA」ではレジカウンターが取り除かれて
機械数台が置かれていて店員の数が随分減り
自分でバーコードを読み取り支払いもその機械で済ませます。
全国的にそうなのかな?
この無人化計画で機械が苦手な世代が排除されてしまうのでは!?



ということで、この映画はパッケージの女スケキヨのインパクトで借りました。
最初の数十分はつまらないB級を借りてしまったかも…
後悔の念が沸々と沸き起こったのです。
マッドサイエンティストが皮膚に関する人体実験をするために人を監禁して
それがよかなる方向に向かっていくというよくあるストーリーかなと思ったんです。
確かにその通りなんですが、「トラ男」なる人物が登場した頃から
こ映画はいい意味で自分の予想を裏切ってくれる映画だという確信に変わりました。
全体に近未来的な色彩がベールのようにかかってある感じ。
ワンピとかカーディガンなどの衣装も可愛くて素敵で
インテリアの色合いなどはスモーキーがかった派手色が綺麗です。
衣装はジャン=ポール・ゴルチエです。

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自分の妻に似せてある人間の皮膚を再生させていくそれに至るエピソードと、
一体誰がそんな目に遭ってしまっているのか…ハッとするというかゲッとします。
「ハッとしてゲッ」です。
そしてアントニオ・バンデラスの「濃さ」に注目!
この外見の濃さが他の俳優陣とアンバランスでいい感じがしましたわ。

以上。

映画『マドモアゼル』

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原題 :Summer Fires
監督 : トニー・リチャードソン
脚本 : ジャン・ジュネ
製作年 : 1966
主演 : ジャンヌ・モロー

『トラウマ映画館』(思春期にテレビで繰り返し観て、「楽しくなかった。スカッともしなかった。それどころか、観ている間、グサグサと胸を刺され、観終わった後も痛みが残った」このような名画(?)を紹介した映画評論集)の表紙を飾っている映画のようです。

はい。トラウマになるかもしれません。


ストーリーは
小さな村に赴任して来た女性教師が自己の欲求不満解消の為なのか(?)
鳥の卵を握りつぶすは、村に水を流すは放火するは…の悪事ざんまい。
勿論秘密です。そして彼女、出稼ぎのイケメンイタリア人男性に目をつけています。
そのイタリア人男性には中学生くらいの男の子がいて…

と、簡単過ぎますがざっとこんな感じです。

文学界の異端児ジャン・ジュネの脚本。モノクロの世界で音楽は一切なし。
男性であるジャン・ジュネが、精神的、肉体的に
満たされない女性の心理がわかるとは、畏れ入ります。
怖い女性を描く映画など、サスペンスやホラーなどではたくさんあっても
同じ女性として女性をここまで怖いと思った映画は今迄ありません。
観る側にもトラウマとして残りそうですが、
ま、自分はここまで生きてきたので大丈夫です(汗)

心配なのは映画の中の男の子ですわ!
こんな、いたいけな子にトラウマを植え付けてしまいました。
この男の子の行く末を心配してしまいます。
男の子のその後を続編として描いても面白いかもしれません。

しかし、ジャンヌ・モローは陰のあるというか、毒のあるというのか
一風変わっている人間を演じるのが板についていますね。
美人なのにあの見事に口角が下がったヘの字の口元!
…これが満たされない女性を演ずるのに
功を奏していたように思えました。

さて、
人が人に愛されるのって大切ですね。
そのためにはまず自分から愛しましょう。


予告編っぽくない予告篇。




映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー」

なんだなんだ、中華料理とか漢字とかカンフーとか、そういう面は
リスペクトしている中国なのに、エラいことになってしまって、まぁ…

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1993年 / 香港・台湾映画
監督:ユエン・ウーピン
主演:ドニー・イェン / ユー・ロングァン

ということで、中国映画ではないんですが
1993年の「香港・台湾」映画の
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー
(原題:少年黃飛鴻之鐵馬騮、英題:Iron Monkey)です。

これはもうめちゃくちゃ面白いカンフーアクション映画♪
監督はユエン・ウーピンという人で、監督作品はジャッキー・チェン主演の「酔拳」の他多数、
「キルビル1.2」「マトリックス」の武術指導もしています。



「黄飛鴻」(中国最後の王朝・清朝末期の時代に活躍した武術家で、
中国近代史上では最大の英雄とされる)
の少年時代を描く「ワン・チャイ」シリーズの外伝で、
子供時代の黄飛鴻が主人公ではない設定で
黄飛鴻の父と、もう一人の男性が主人公となっています。。

絶対あり得ないアクションには度肝を抜かれ、息つく暇もないくらい。
悪役がまたハッキリした悪者ぶりでわかりやすい。
親子愛や男同士の友情、男女の純粋愛も描かれ、
どんだけ詰めに詰めた映画なんだー!と感涙にむせびます。

特に最後の数十分は、
達磨大師に似ている坊主との火の中のぐらついた足元でのアクション!
これは派手なハリウッド映画よりも見応えがあります。
そんなに数は観てないけれど、カンフー映画としては
あらゆる年代、老若男女が楽しめる娯楽作品になっています!
ツタヤで100円で借りられるなりよ。

この映画はパイクマンが選ぶおススメカンフー映画ベスト3に入ります。
あとの2つは

五毒拳
http://pikeman.blog5.fc2.com/blog-entry-612.html
片腕カンフー VS 空とぶギロチン
http://pikeman.blog5.fc2.com/blog-entry-618.html

是非観てみてね(*μ_μ) 




映画「恋の罪」

1997年3月、東京・渋谷のラブホテル街にあるアパートの空き部屋で
東京電力のエリート女性社員渡邉泰子さん(39歳)の遺体が見つかった
いわゆる「東電OL殺害事件」。
被害者の泰子さんは、会社が終わると渋谷の『109』で厚化粧をして
ラブホテル街で売春をし、一日4人のノルマを自分に課し
さらにデリヘルでも働いていたそうだ。このことは母親も妹も知っており
驚くことに東電社員も知っていたこともわかっている。
殺人容疑で逮捕されたゴビンダ受刑者の裁判のやり直しをするかどうか
7日に決まる。

ここまでは実際の事件。


この事件にインスパイアされて脚本を書いた園 子音(その しおん)監督の2011年公開の映画
『恋の罪』をようやく観たわけです。

『恋の罪』(2011年)
監督: 園子温 (その しおん)
出演:水野美紀/冨樫真/神楽坂恵/児嶋一哉/二階堂智/小林竜樹


映画『恋の罪』公式サイト

『恋の罪』予告編



東電OL殺害事件を題材に大きくデフォルメし、
エンターテーメント作品に仕上げた監督の力量を素直に感じられる映画でした。
観終わって何日も引きずる映画というのがありますが、これもそうです。
3人の女性とその中の一人の母親の4人の女が登場します。
渋谷の円山町の古いアパートで屍体が発見された猟期的な殺人事件。
それを解決していく女刑事と事件にかかわる女性たちの驚くべき心の闇と狂気!
それぞれの立場も違う3人の女性は、いずれも抑圧された気持ちが性行動へ向かって行きます。

抑圧されても食欲へと向かう私は、映画のヒントにもなんにもならないかね?
どうでしょう、監督。

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登場人物の女性たち

3人の女性の中の一人が、東電OL事件をモデルにした美津子
母親と二人暮らし。大学の助教授。亡くなった父親に男性として愛情を感じていた。
売春をしている。身体はガリガリで病的。(実際の泰子さんもガリガリだったそうだ)
知的な人だが、性行為でしか自分の存在を肯定できないセックス依存症?
憶測だけどパーソナリティー障害もあるのかな。拒食症も?

人気作家の妻、専業主婦のいずみはまるで家政婦。
元々は、流されやすく消極的な性格なんだろう。
30歳を目前に「何かしたい」とスーパーの試食のパートへ行き始める。
ひょんなことからAV作品に出始め、突然性に目覚め性格も大胆になる。
美津子に惹かれ師匠にする。やめた方がいいのに…

女刑事、水野美紀扮する吉田和子
夫と子供がいる。ハードな仕事のために彼女もまたストレスを感じている女性。
セックスフレンドがいる。
やがて、大学のエリート助教授・美津子と
人気作家の妻・いずみとの関係を知ることになる。
でも、この人はいつも冷静なのね。
水野美紀の演技力のせいか表情がいつも変わらない。


実はとても重要人物の美津子の母
亡くなった夫と娘の関係はどんなに辛かっただろう。
上品さの中に毒々しい心を宿してしまった。
娘との会話がすごい
「クソババァ早く死ねよ!」
「あなたこそ死ねばいいのに!」
娘が売春しているのを知っていて
「下品」だというレッテルを貼っている。

監督は「もっと女性は自由であるべきというポジティブなメッセージを込めている」
とインタビューで答えているのを読んだけど、
「冗談かよ!」と。
とてもそういう気持ちにはなれませんよ~
しかし映画としては素晴らしいと思いました。
内容はディープですが、実は笑いどころも地味ですが数カ所あるんですが
それを書くと「下品」なのでやめておきます(笑

観終わってからしばらく引きずる映画というのがありますが、これもそうです。
と最初に書きました。
しかし、映画というよりは東電OLの渡邉泰子さんへの興味です。
渡邉泰子さんについては
なぜ、エリートの女性が…?
という世間の疑問ですが、もしかしたら
エリートゆえに自分が女性であることを感じることができにくかった。とか。
女はどこまでも女ですから。
ただ単に借金があってお金が欲しかっただけだったかもしれないし。
それから
東電絡みの殺人では?という噂もちょっとあるみたい。
渡邉泰子さんは反原発を訴え、論文を書き、賞まで取っていた。
そして○○の愛人だったとか…?
早く真犯人がはっきりわかるといいですね。
殺された渡邉泰子さんが早くうかばれますように。

映画「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」

数年前だったか、ファッション雑誌『フィガロ』で紹介されて観たいと思っていた映画。
思い出して借りたらまぁとんでもなくいい!昨年も単館で上映されていたみたいだ。

ハル・アシュビー監督。1971年。
大金持ちの一人息子。母親の前で自殺を演じるのと、
他人の葬儀に出掛けるのが趣味の19歳のハロルド
同じく人の葬儀に参列するのが趣味の79歳の一人暮らしのおばあちゃん、モード
この2人の交流を描く。交流というかラブストーリーだ。
コメディー混じりでちゃんと伝えるものもしっかりわかるし
映像的にも好きで
★★★★★星5つの映画!


ファンが作った予告編。ザ・スミスの曲を使っています。


ハロルドの自殺演技場面は、手が込んでる。日本の「腹切り」なんてのも出てきちゃって…
この青年、高校の頃のあるきっかけで「死ぬのが面白い」と思ってしまってから
自殺演技を繰り返している。霊柩車が愛車なんだけど本人は真剣なのだ。

モードはとにかく破天荒でチャーミング♪ 列車を改造した家に住んでいてすぐ車を盗む。
でもお土産付きでちゃんと持ち主に返しているみたい。
道路脇の公共の樹木も「弱っている」と掘って他の場所に植えてあげたりと、心優しい。
常識は多少破ってもいいと思っていて小さなことは気にしやしない。


79歳のモードの一言一言は「詩」のように響いてくる。

「毎日何か新しい事をしなくちゃつまらないわよ」
「楽器はできた方がいい。だって音楽は宇宙の躍動よ!」
「壊すより育てなくちゃ」

モードと触れ合う度にハロルドは変化し始める。
  
二人は恋愛関係になるが…
予期できないモードの行動。ハロルドを想ってのことなのか。


この映画、他の登場人物も個性的で面白い。
フィガロ誌が紹介していただけあって70'sファッションも見もの(特にお母さん)。
見つけたら観るといいよ!





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プロフィール

パイクマン

  • Author:パイクマン
  • 偏った洋楽のレビューや日記★東京都在住の地方出身者★大雑把なO型・水瓶座★天然を通り越して大ボケ★特技はピアノくらい

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