Rachel Zeffira / The Deserters

  • 2013/01/05 14:00
  • Category: R
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『Cat's Eyes(The Horrosのフロントマン"Faris Badwan"とのユニット)』の、カナダ出身の女性ヴォーカリストでコンポーザーのRachel Zeffira(レイチェル・ゼフィラ)のソロアルバム。ロンドンのサイケロックバンド『TOY 』と『S.C.U.M.』のMelissa Rigbyが参加。


これ、ようやくアマゾンから届いたのが昨年の暮れでようやく聴けまして、新年早々言うのもおかしな話ですけれど、上半期の癒しアルバムベスト3には入るかもしれないくらいツボで涙。こんなに幽玄で美しく、エフェクトで誤摩化すわけでもない(かかってますけど)ピアノと歌にはクラシックの素養がちゃんとあって、それがサイケデリックでスローテンポのサイケでオーケストラルなフォーク調のメロディーと撹拌されていてどんなに美しい事か!ロマンティックで夜空へ連れて行ってくれそうです。真新しいアレンジをしているわけではないのもまたいいんですよ。

それから、My Bloody Valentine の♪To Here Knows Whenをカヴァーしています。
ノイズのないシューゲーザーに仕上がっていますがこのアルバム全体がそういう感じですね。

しかし美女ですな。。

iTunesで試聴する

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♪Here On In


♪The Deserters


♪To Here Knows When
covers My Bloody Valentine




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Ripple & Murmur / Reverie

  • 2012/08/27 23:40
  • Category: R
毎日毎日お日様に照らし続けられ、干物になってしまいました。



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スウェーデンのAndreas TengbladとAnna Ahnlundによる男女ポップ・デュオ、
Ripple & Murmurのデビュー・アルバム。


このシンプルすぎるジャケットに惑わされないで!
溜め息モノのフォーキーなポップ、こういうので気に入るのは久し振りの気がしますです。

ギターのAndreasはAnna Von Hausswolffのバックでベースを弾いていて、
M-11でAnna Von Hausswolffも一曲参加しています。
ヴォーカルのAnnaはジャズでも培った音楽性を持っていてメロディーも幅広く作れる人のようで
ベーシックなフォーキーな曲もささやくような優しい声ながら安定しています。。
袋の中の色とりどりのビー玉のように、ジャジーなのから、チェンバーポップ、
古き良き時代を彷彿とするような懐かしい曲調のミュージカルみたいのから
70年代調バラードみたいなのとか、色々詰まっています。

ギター、鉄琴、トランペット、クラリネット、キーボード、ピアノなどから
それぞれの曲はシンプルに楽器を選んでいてゴタゴタせずに疲れないし
落ち着いて洗練されていて尚かつ遊んでいて、
このような極上ポップスに潤いをいただきたい暑い夏です、
ほんとにもう…毎日暑い。


iTunes


♪Riddles In The Dark









Roberto Cacciapaglia / The Ann Steel Album

  • 2012/04/02 22:30
  • Category: R
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イタリアのエレクトロポップメーカーで現代音楽家でもあるRoberto Cacciapagliaが
アメリカ人モデルAnn SteelをVo.に起用したアルバム(1979年)。
TELEXがカヴァーしたM-1の“My Time”も収録。



▼Roberto Cacciapaglia(ロベルト・カッチャパーリア)とAnn Steel(アン・スティール)

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Roberto Cacciapagliaはアカデミックな教育を受けたキーボーディストで、様々なアーティストとたくさんの作品を出している方。この作品の印象ではピコピコテケテケコンピューター歌謡ポップス的で、ポップコーンみたくはじけた様がGood! メロディーはとってもメロディアスでどこか近未来。

Ann Steelさんのヴォーカルはとっても明るくてソプラノヴォイスが伸びる伸びる!なんだか懐かしくて馴染みやすくていいんだよね。“My Time”の映像はイタリアのテレビディスコショーに出演した際のものでアヴァンギャルド&ヘンテコでいい味を出してるのに、Ann Steelさんはこのアルバムで歌キッパリと引退したそうだ(汗)


iTunes


♪ My Time


♪Sport et divertissement





Roedelius /Jardin au fou

  • 2010/01/14 00:50
  • Category: R
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♪アルバムをiTunesで試聴


Cluster、Harmonia等で
活動したドイツのキーボード奏者、Roedelius の2ndアルバム。

この人はクラウト・ロックや
アンビエント・ミュージックの先駆けと言われているようです。
以前、少しだけ聴いたClusterはアヴァンギャルドで面白いのですが、
アルバムを一枚聴くのは少し疲れました。

このアルバムは、クラシカルな佇まいを見せながら
短かめの小曲たちが並んでいて、
可愛らしかったり、シネマティックだったり、
アンビエントだったりと表情を変えながら
箱庭的な世界を具現化しているようです。
それがただ美しいだけではないのは、
ヴィンテージのシンセのあの独特の電子音や
多分、アメリカの様なロックの形式は持たない、
ドイツ独自のロック概念やらビートやらなんだろうなと
思うわけです。
ヴォーカルなしのインストです。

いいんです、これ。
自分は、特に前半で持ってかれたんで。




Rué Fortúne




【2009 (1979) / BUREAU B (EGG)】




THE ROPES「WHAT THEY DO FOR FUN」

  • 2008/12/06 19:06
  • Category: R
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ニューヨークで活動するSharon とToppyによる
モロなインディ・ロック男女デュオ、
The Ropes(ザ・ロープス)のデビューアルバム。


シングル♪Kill Her Offを気に入って、
このフルアルバムは予約して待っておりましたのよ。
私が10代、20代前半だったら夢中になりそうな
隠れミハー心をくすぐりました。

theropes2.gif

ヴォーカル&ベースのSharonちゃんの写真を初めて見たときには
どうみても渋谷のセンター街にいそうな女子高生に見えるので、
大丈夫なのか!?と思ってたけど大丈夫だった!
ハスキーで小生意気な唄い方はちょっとビッチ。
しかしバラードでのSharonちゃんは声も猫っぽく変わるすごい逸材!

theropes3.gif

そして、ドラムやギター、その他楽器担当の
カッコよすぎるサウンドを作っているのがToppyくんらしい。
80年代のニューウェーブの洗礼を受け、オルタナ、グランジの90年代を
リアルタイムで体感し、ダンス感覚も加味されているサウンドは、
なんというか、ガーッというギターを効果的に出したり引っ込めたりと、
余分な演奏はしないタイトさ。
甘いメロディと硬質なビートでクール!
そして、イントロで予感させられ掴まされる。
サビで持ってかれる。
ヒットの二重要素(?)を確実にものにしています。

日本だったら紅白出場間違いなし!
パイクマンおばさんは大好き♪


♪Kill Her Off




♪Water and Headphones




【2008 / VIVID SOUND CORPORATION】


The Ropes
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AMAZONはコチラ


RF & LILI DE LA MORA「ELEVEN CONTINENTS」

  • 2007/07/09 22:10
  • Category: R
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サンフランシスコのマルチ・インストゥルメンタリストでプログラマーのRF (Ryan Francesconi)と、女性ヴォーカリストの Lili De La Moraが組んだアルバム。Joanna Newsomもハープで参加しています。

巡回しているブログではちらほらと名前は見ていましたけども、このアルバムを聴かなかったら、Ryan Francesconiなるアーティストとは一生縁はありませんでしたね。

アコースティック・ギターを基本に、ピアノ、ローズピアノ、ベース、パーカッション、トランペット、ハープ、チェロ、ヴィオラ、フルートがそれぞれ主張せずに重ねられ、現れては消え、現れては消える楽器の使い方がとても繊細。そのアンビエントともいえそうな音に、可愛らしい声質のLiliさんのウィスパーヴォーカルとのバランスがとても良いです。

絶妙すぎるアレンジメントによく出来た美しく儚いメロディ…
そしてちょうど良いテンポの楽曲は、身体が波にぷかぷか浮かんでいるようで、そのあまりに心地よい音に、いっそこのアルバムの中に入り込んで、静かに海に沈み、いそぎんちゃくになって岩に張り付き、ヒラヒラとその触手を揺らしていたくなるのでした。

【2007/TIME RELEASE RECORDS】

RF & Lili de La mora
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Miles and Miles

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Ryan Francesconi
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THE RHYTHM SISTERS「TELL ME HOW LONG THE BOAT'S BEEN GONE」

  • 2007/06/14 09:25
  • Category: R
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80年代から活動しているデビとマンディの姉妹デュオ(イギリス)
Rhythm Sisters(リズム・シスターズ)のニューアルバム。

rhythmsisters2.gifなんとなく二人の顔に見覚えがあって気になって買ったものです。懐かしい80年代後半から90年代初頭のインディ・ギターポップにBad Dream Fancy Dress のようにはじけまくった女の子ヴォーカル♪…
と書きたいところだけど、あまりはじけたところはなく、しっとり聴かせるというわけでもなく、多少中途半端な感じがあります。

ただ数曲耳に残るいい曲もあって聴いているとどんどんハマッていきます。
曲調も多彩でなかなかいいんじゃない?
ギター、パーカッション、ドラム、ベース、ピアノ、キーボード…
なんだか今の音じゃない。そして、昔を意識した音でもない。
80年代後半から90年代初頭の音をそのまんま真空パックしているみたい!
Cerry Redレーベル、elレーベル、でピンとくる方にはオススメ。

【2007/REDIO GERONIMO】

The Rhythm Sisters
myspace.com
(前半2曲が昔の曲で後半2曲が新しい曲。)

Pocket Hand-Grenade
This Time

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RAMONA CORDOVA「 BOY WHO FLOATED FREELY 」

  • 2007/06/04 18:00
  • Category: R
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アメリカの男性シンガーソングライター
Ramon Vicente Alarconによるソロプロジェクト、
Ramona Codova(ラモナ・コードワ)のデビューアルバム。

鳥のさえずりとともに美しい女性のソプラノが聞こえてきた、
と思ったら次の曲では男性の声。
男女でヴォーカルをとっているのだと思いきや、男性ひとりだった。
何種類かの声を使い分けられるなんて憎いです。

童話の世界に入り込んだかのようなフォーキーソングが、ギター、オルガン、パーカッション、リコーダー、アコーディオンなどでゆったり織り込まれていきます。
時々曲がメキシカン風なのは、メキシコに近いアリゾナ州ならではなのかもしれません。メロディはお婆ちゃんが歌ってくれていた子守唄がヒントになっているらしく、プライベートアルバムのようなリラックス感と懐かしさに溢れた上に、曲もなかなかの一級品。

そして、彼の歌はすごく上手いわけじゃないのに、歌う為に生まれてきたかのような声の持ち主。
ギスギスしている気持ちがホワホワと溶けていく感じを味わえます。

【2006/ECA】

Ramona Cordova
myspace.com
(アルバムの曲が4曲試聴できます。)

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ROBERT 「CELL QUI TUE」

  • 2007/05/20 23:30
  • Category: R
cellequitue.gif

フランスのゴシック歌姫、Robert(ロベール)
3rdアルバムのリイシュー盤。

バニラさんのブログ、ガラスの墓標2。でも書いているのでコチラをご覧下さい。
あとホームページの方にも詳しく書かれています。コチラ(右サイドのRobertをクリック!)

不穏な空気に包まれた音楽が鳴って、
「フーッ」っと息を吹きかけられたらひとたまりもない。
氷の世界からやってきたウィスパーヴォイスの女王様。
フレンチ特有の上品さとフランス語のなまめかしさに、
線の細さを感じさせつつも毒気をはらんだその個性。

エレクトリックで少しチープさも感じた1stアルバム
生音が目立ち、すっきりとしたアレンジで歌の美しさが際立った2ndアルバム
この3rdアルバムは前2作を合わせたようでもあり、少し攻撃的な印象も持ちました。
しかもこのアルバムのタイトルは「殺す女」。
写真ではでライフルを持っているので一発で殺されるはずです。

耽美主義的な翳りのあるメロディがどの曲も似ているように思えて、そこだけがいつも残念なんですが、CDをかけた瞬間から終わりまで物語的な統一感に包まれていきます。(童話というよりは、少し悲しい物語。)
そしてこのアルバムでは歌の表情も変化に富んでいて、エレクトリックな音の無機質さとその表現力を増した歌の対比にも震えたのでした。ぶるるる。

【2002 (2007)/DEA】

Robert

Le Prince Bleu
 
:::購入先::: HMV



~YouTubeおまけ映像~

このアルバム収録曲ではいい映像が見つからなかったので
カバー曲のライブ風景を2つ!
(ほとんど自分の楽しみ)

バロック音楽の作曲家ヘンリー・パーセルの歌曲で“Cold Song”。あのクラウス・ノミ(ウヒョー^^)が歌って有名にした曲といってもいいね♪ちょっと貞子に見えるところもありますが…。


1stアルバムから、クラフトワークの“Des Model”のカヴァー.。
肉感的で色っぽいわ~。

RICHARD SWIFT「DRESSED UP FOR THE LETDOWN」

  • 2007/03/07 22:40
  • Category: R
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アメリカの男性シンガー・ソングライター、リチャード・スウィフトの2ndアルバム。良質歌ものレーベルのSecretly Canadianからリリース。前作のキャバレーソングとフォークロックに分けたという2枚組デビュー盤にすこぶる参ってしまい、2ndアルバムを心待ちにしておりました。

■以前書いた1stアルバムの記事はこちら
「NOVELIST / WALKING WITHOUT EFFORT」

richardswift3.gif

The Novelist / Walking Without Effort
AMAZON(試聴もできます。)


リチャード・スウィフトが引き合いに出されているのは
Tom WaitsやBurt Bacharach、Paul McCartney、George Harrison、
Van Dyke Parks、Harry Nilssonらしい。そうかな?

パーカッション、ピアノ、ベース、ギター、トラッペット、クラリネット、フルートに、ヴァイオリンとヴィオラとチェロのストリングス隊が時折り入るフォーク~ポップス。

70年代のフォークロック、バート・バカラックのポップス、古き良きアメリカの音(ニューオリンズ)を彷彿とするレトロ感のあるアレンジと、古いレコードに閉じ込めてしまったかの様な録音が特色です。
ジェントリーで極上なメロディーにもリラックスできますよ。
そしてこのポップさの中に、トム・ウェイツの背中ばりに哀愁を漂わせているところがシブいのです。きっとこれは声質とか彼の持ってる空気ですね。

私は1stの方が好きだけど、
この2ndの方が、広く大衆向けにまとまってる感じがしました。

【2007/SECRETLY CANADIAN】

Richard Swift
myspace.com

Artist & Repertoire
Kisses for The Misses

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  • Author:パイクマン
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