スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Julia Holter / Loud City Song

  • 2014/01/25 16:50
  • Category: J
Loud_City_Song_Packshot.jpg

ロサンゼルスの女性アーティスト、Julia Holterの3rdアルバム(2013)。
Nite Jewel(Ramona Gonzalez)の旦那様で、
元 Ariel Pink's Haunted Graffiti のCole M.G.N.がプロデュース。
エレクトロと生楽器を操るシンガー・ソングライターというか
もはやサウンドクリエイターでもある彼女の捻られたポップ性は、
St. Vincentなどと並べられてもいいですね。つまり才女。 
ただSt. Vincentよりはエクスペリメンタルですけど、
それにもかかわらず、このアルバムも前作に引き続き評価高いですね。

iTunesで試聴

juliaholterIMG.jpg

少女性を残した声質、チェロやヴァイオリンのクラシカルな響き、
トローンボーンやサックスの遊び心あるアレンジ、
キーボード他エレクトロニックな処理によるシネマティックな散文詩のようです。
クラシック、ミュージカル、ジャズもところどころに散りばめられ、
プログレも垣間見えるので、多分お好きなのでしょうか。
思い描かれるのは、ケイト・ブッシュの『Never for Ever 魔物語』の世界観を
複雑で幻想的にし、美しさと闇と少女性が混在した
非現実の物語が描かれている気がしました。
M-5の♩ Hello Stranger のみアメリカのシンガー、Barbara Lewis のカヴァーです。
このアルバムも圧巻でしたけど、大物の風格が出てきているので次回作も期待してます。

以前書いた2nd  Julia Holter / Ekstasis


♩World (Official Video)


♩Horns Surrounding Me (Official Video)


♩In The Green Wild (Official Video)






スポンサーサイト

Juana Molina / Wed 21

  • 2014/01/09 21:35
  • Category: J
来年のことを言うと鬼が笑うって。では昨年の事を言うとどうなるんだろう。
忙しくて新譜もあまりチェックできなかったので、
色々聴いているとは言い難い状態で言うのもなんですが、
フアナ・モリーナの新譜を聴いた時、音楽の世界はまだまだ深くて楽しいぞ、
とハイになりました。
私が選ぶ2013年のベスト1アルバムは
ドミノ(Domino Records)からクラムド・ディスク( Crammed Discs)に移り、
完全セルフプロデュースしたフアナ・モリーナ(Juana Molina )の『Wed 21』でした。
年末に書く予定が今日になってしまいましたが…

raw.jpg

アルゼンチンの音響派と言われて久しい彼女の曲は
音階スケールを分けたらロックやフォークで、コードは掴みきれず。
エレクトロニカやフォークトロニカというジャンルに、
ボサノヴァやジャズを一滴2滴垂らして撹拌し
タンゴではない『アルゼンチン』という国の民族音楽性を
隠し味に使っているかのようです。
温もりのあるユニークな電子音が重要な曲の要素なので
ライブでもシンセやエフェクターやら機材の操作を行い、ギターを演奏しながら
歌っていますけども、ほんわりした声で淡々と歌い演奏するその落ち着き払った佇まいを
観ると惚れ惚れしてします。
私,、これまで新しいアルバムが出る度に「彼女のベストだ!」と吹聴してました。
やはり今回も「彼女のベストだ!」と言ってしまいます。

juana_molina.jpg

『WED21』はこれまで通りにジャンルレス。しかし、
身体が動いて踊りたくなるビートを押し出した曲が多く
アルバム全体にグルーヴ感が張り付いてます。
いつものように、反復されるサイケデリック感と浮遊感は健在。
それと、今作はコズミっクなノイズが目立っています。

M-1の♩Eras は彼女らしい曲ですが、長めのパターンを切り貼りしている。
M-2の♩Wed21 は壊れたロボっトみたいな曲で、
リズムは日本の阿波踊りに近いものを感じました。
M-3の♩Ferocisimoはノリがいいですね。コーラスが特徴的。
M-4の♩Lo Decidl Yoはメロディーが今までの彼女の曲と近く、
オーバードライブかディストーションの効いた電子音が一本入ってきて
途中から少しハードになります。
M-5の♩Sin Guia,Noはチューニングが外れてるみたいで面白い曲。
ギターがほぼワンコードで進み、中盤過ぎからダークサイケか?と思わんばかり。
ジャズのグルーヴ感とループするリズムの中に、個人的にクラウトロック、
ジャーマンロックなんかも彷彿とするところがあったM-7の♩Bicho Auto.
M-8のEl Oso De La Guarda のイントロは80’sの音…というか
個人的に好きなYapoos の音使いに似ててツボ。
曲の途中から電子ノイズが宇宙の幽霊みたいなノイズが不気味だったりと、
アルバムの後半はフアナ・モリーナの趣味の音世界という気がしてなりません。

2014年もこのアルバムは大切に聴き込んでいきたいですね。

と、ここら辺で。
ついついいつもより長くなってしまいました。
昨年のライブを観られなかったのはつくづく残念。。

♩Wed 21


♩Sin Guia,No


♩Eras (Official Music Video)






Jarboe ‎/ Thirteen Masks

  • 2012/12/07 16:00
  • Category: J
 jarboesolo1


80〜90年代に活躍して現在も復活中?のN.Yのオルタネイティヴバンド、「SWANS」の元女性ヴォーカリスト、Jarboe(ジャーボウ)によるソロ第一弾。1991年。


SWANS時代はマイケル・ギラのドスの効いた声に対比して
女神のような歌を披露していたジャー坊です。
数年前出たアルバムはもうちょっと過激な音だし
インダストリアルメタルだなんだと言われているジャー坊なんだけど
このアルバムはそうでもないから寄っていってね!
  昔のジャー坊↓
 jarboe2

ベルとシロフォンによるシンプルなバックで歌う一曲目から
アコースティックギターのスパニッシュな曲、当時のダンス曲、
ナイトクラブ的なジャジーな曲、エレクトロニカ、宗教的で呪術的な曲など
様々な顔を見せてくれて、ジャケデザインに反してまともな内容ですよ。
大人っぽい優しい歌声で惑わせて
作品全体に黒魔術がかかっているのではないかと疑ってしまいますが…
久し振りに聴いたんだけどちゃんと丁寧に音が作られていいですね。
「Swans」のMichael Gira と Norman Westberg
「Pere Ubu」のTony Maimone が参加。

iTunes

♪Listen

♪ A man of hate

♪The Lonely Voyeur






Joker's Daughter / The Last Laugh

  • 2012/08/08 01:05
  • Category: J
jokersdaughter1.gif

ロンドンの女性シンガー・ソングライター、ヘレナ・コスタスによるひとりユニットJoker's Daughterのデビューアルバム。プロデューサーのDanger Mouse(デンジャー・マウス)が全面参加。2009年。U.K盤はDominoより。

jd2.gif


可愛くって変幻自在な声の持ち主であり、おとぎ話のようで不思議なフォーキーポップスやインストを作るヘレナ・コスタスと、『ゴリラズ』や『ベック』といった ビッグ・ネームのプロデュースから自身のユニット『ナールズ・バークレー』ではグラミー賞を獲得したプロデューサーが全面参加。

アコースティックギター、ピアノ、ベース、ヴァイオリンをはじめとするストリングスやフルートの室内楽的なサウンドにシンセで電気音を乗せ、リヴァーブをかけたヴォーカルでインディーズ好きの心をとらえます。
曲調もフォーク、ポップス、レゲエ、サーカスミュージックっぽいものまで色々楽しめます。

本アルバムの収録曲ではありませんが、
キュアー』 のトリビュートアルバムに収録されたカヴァー曲、あの“Kyoto Song”も
下のYouTubeに置いておきます。


Joker's Daughter.co.uk
iTunes


♪The Running Goblin


♪Lucid


♪Worm's Head


♪Kyoto Song




Julia Holter / Ekstasis

  • 2012/04/11 00:29
  • Category: J
juliaholter.gif

ロサンゼルスの女性アーティスト、Julia Holterの2ndアルバム。

彼女の音世界に絶対的共感!
柔らかなエレクトリカルの実験的な音の狭間からクラリネット、ピアノ、チェロ、アルトサックス、ヴィオラなどが顔を覗かせ、美しいヴォーカルハーモニーが最高なアーヴァンなポップスアルバム。ところどころに東アジアや南アジアを彷彿とするヴォーカルや楽器の旋律が散りばめられてる。箱庭的な作りではなくて、60’sのサイケデリック、ニューウェーブ以降のジャンルを踏み倒しちゃったみたいな広がりを見せて尚かつ構築された音なのに、あくまでも美しきポップスとして通す彼女の感性がまた素晴らしく感じる。まさかのヴォコーダー曲もある。

juliaholter2.gif

M-1“Marienbad”はクラシックでいうところの和声を使ったヴォーカルと美しいメロディーが主役。M-2“Our Sorrows”は知らない国に迷い込んだかのような不思議で浮遊感がある曲でまるで映画的。牛を連れた農民の絵が浮かぶような牧歌的な雰囲気でもある。M-3“In The Same Room”はイントロの印象的なアジアンな旋律で始まる。蓮池が思い浮かぶ様な美しい曲。M-4“Boy In The Room”は白昼夢の真っただ中。木にもたれる美しい女性の姿が見えるようだ。それからそれから…とまだ続くけどこの辺で。わたし、上半期ベスト1アルバムはこれで決まった!

juliashammasholter.com
iTunes

♪Marienbad

♪Our Sorrows

♪In The Same Room

♪Four Gardens



Jacques Palminger & Kings Of Dubrock / Lied Fur Alle

  • 2012/01/13 22:46
  • Category: J
jacquespalminger.gif

なんだかよくわからなかったけど気に入ったので。
Jacques Palminger (ジャックーズ・パルミンガー)&
Kings Of Dubrockというトリオによるシングル。

メンバーとは全く関係のない可愛いジャケット写真に惹き付けられて
しまったのだった。

jp22.gif

怪しい風貌の男性ヴォーカル(役者もやってる奇才なんだと)、アコーディオン、マリンバ、アナログシンセやストリングス、女性コーラスによるゲンスブールも彷彿させる哀愁のメロディー曲“Lied Fur Alle”(みんなのための歌)をジャーマンチックな脱力アレンジで。5曲入りであとの4曲はこの曲のヴァージョン違いだった。日本語曲もあった。エレクトロニカやチャント風、ソウルアレンジまで曲それぞれへっぽこで楽しめた。求めていたものがここに。。

iTunes
myspace.com

♪Lied Fur Alle 役者ですの


Julianna Barwick / The magic place

  • 2011/01/26 21:00
  • Category: J
julianna.gif



myspace.com


ニューヨークで活動している女性シンガー・ソングライター、Julianna Barwickの3作目。
天性の美しい歌声を重ねて作る、幻想的なハーモニーの夢玄音楽。


julianna2.gif

天使の声が次々と重なり降り注がれる声のシャワーは、
森のエコーに包まれる。
神の様な神聖さと裏腹に、サイケデリックにも聴こえる神秘。
ピアノや衣ずれのような弦の音などが、時折そっと支えています。

ライブの彼女を見ると、
こういう神秘的な音とはまた別の側面を持っているように伺えます。
なんだか職人のようで、恰好良いではありませんか。


【2011 / Asthmatic Kitty 】


♪The Magic Place


♪ライブ模様




Jean on Jean / Jean on Jean

  • 2008/11/25 00:50
  • Category: J
jean-on-jean.jpg

Out Hudというバンドのチェロ奏者だったというモリー・シュニックの
Jean On Jean(ジャン・オン・ジャン? ジーン・オン・ジーン?)名義での
ソロデビューアルバム。


iTunesで試聴

出た!我がツボである舌足らずのロリータボイス。
不思議感覚のフォーキーなポップス。
ギター、チェロ、パーカッション、
ポイントにいろんな楽器を使っているようですが
どこかたどたどしい演奏はほとんど彼女自身の演奏だとか。

ネオアコ風のナチュラルで温もりのある曲も、
音使いとか重ねたコーラスなどが
少々アヴァンギャルド。
ありふれていそうだけどそんじょそこらには落ちていない感じ。
完璧じゃないけども、ヘタっぴだけれど
そこから宝物が生まれることがありますね。

メロディは愛らしくもやっぱり個性的なところがあって
曲はそれぞれ表情が変わり、
サンプリングしてある声や吐息などはとにかく愛らしい。
録音に3年も費やしていたそうです。
案外こういう素朴な音が、
今年の「ベスト3」あたりに入っていたりするんですよ、
結局ねー。

♩Tonight


【2008 / KANINE RECORDS】



Juana Molina / Un Dia

  • 2008/10/09 16:13
  • Category: J
undia-antenna.jpg

アルゼンチンの女性アーティスト、
Juana Molina(フアナ・モリーナ)の5作目。



パーカッション、ダブルベース、アコースティックギター、キーボード等に
幾重にも重ねた彼女のスパニッシュ・ヴォーカルがベールのように美しくダイナミック。
実験性をいつものようにほんのちょっと携えて
リズムの鼓動をよりあらわにした、
M-1のタイトル曲♪ Un Dia
M-8の♪ Dar (Qué Difícil) のような
ミニマルロックとでもいいたくなる曲が印象的な作品。


前作のアルバム『SON』の、
子守唄のようなフォーク作品に比べて躍動的で、
広大な大地と原始的な魅力(リズムのせい)に溢れていながら
この音も実は、細かい自宅録音作業だと考えると矛盾も感じます。
でもだからこそ、彼女の音楽は箱庭的な魅力に溢れ、
ふわふわとした綿毛のような、
摩訶不思議な音に仕上がるのも知っています。

undia2.gif


フォーキーでちょっとだけエレクトロ。
彼女の作る豊かな音響に包まれると幸せなんだけど
知らないうちに異世界に足を踏み入れていた…なんて
そんな罠にはまったみたいです。

【2008 / DOMINO】

♪El Perro
(アルバム『Segundo』の曲です)






JAPANCAKES「LOVELESS」

  • 2008/01/25 00:35
  • Category: J
japancakes.gif

アメリカはアセンズのインストバンドのJapancakes(ジャパンケイクス)が、My Bloody Valentineの名盤『Loveless』(1991年)をまるっとそのまんま曲順違えずカヴァーした異色のアルバム。


mbv.gif

My Bloody Valentine / Loveless


うわぁ、これは自信と余裕と愛がなければできない技ですよね。
トリビュート盤などとはもはや次元が違うわけです。
2007年,私が知る中では最も勇気があったアルバムでした!

『Loveless』はみんな一度は聴いていると過程して書かせてもらうと、
全てインストになっていますので、ヴォーカル部分は他の楽器でカバーして、リヴァーブだとか轟音とかノイズは取っ払っちゃって、メロディーやギターのフレーズなどはチェロやペダル・スティール・ギターなどに置き換えてほんわかさせているんです。

骨抜きにされたアルバム『Loveless』はどんなかって、、
『Loveless』が持っている張り詰めた空気やサイケデリックなところや、ふわふわの浮遊感はない代わりに心地よい揺らぎはしっかりあって、どちらかというと木漏れ日の中で聴きたい『Loveless』になってます。
『Loveless』を聴くには自分の精神が付いていけないという時には
このアルバムで代用してもいいのではないですか?!ぐらい思いました。

あのアルバムの音楽的な本質を見せてくれます。
全てはあのアルバムを愛しているからこそ。ですね。

【2007/DARLA】

japancakes2.gif


Japancakes
myspace.com
(3曲聴けます)

Only Shallow

:::購入先::: AMAZON

Pagination

Utility

プロフィール

パイクマン

  • Author:パイクマン
  • 偏った洋楽のレビューや日記★東京都在住の地方出身者★大雑把なO型・水瓶座★天然を通り越して大ボケ★特技はピアノくらい

カテゴリー

よく登場する生きもの


名前:マトリョミン(♀)
年齢:不詳
ロシアからやってきた来た歌姫
ほんとはテルミン
5オクターブ出るが
半径1m以内に近づけない
proften.gif
名前:てんてん(♀)
年齢:21歳 (1997.6.30 − )
宇宙からきた軟体生物
ツンデレ姫
proftora.gif
名前:トラ蔵(♂)
年齢:19歳(1996.10 − 2015.08.21)
トラ模様のたぬき
食べるのが生きがい

ブログ内検索

最近の記事+コメント

Blog List♪

LINK

プチ月別アーカイブ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。